AJSは、1909年(明治42年)にイギリスで創業した二輪メーカーだ。1974年9月に当時のレースマネージャーであるフラフ・ブラウン氏がブランドを買い取り、現在は彼の近親者がAJSブランドの小排気量モデルを欧州向けに販売している。今回試乗したのは、セパレートハンドル&シングルシートを採用するカフェレーサー、キャドウェル125だ。
REPORT●大屋雄一(OYA Yuichi)PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke)
取材協力●カスタムホビーショップ アローズ(https://arrows-hobby.com/)
大正時代にはすでに日本へ上陸し、当時のオートレースで大活躍!
AJSというブランド名は、創業者兄弟のアルバート・ジョン・スティーブンスに由来し、1909年にイギリスのウルヴァーハンプトンで設立された。マン島TTレースなどで輝かしい戦績を収めているほか、大正時代にはすでに日本にも輸入され、黎明期のオートレースでも活躍している。写真は大正13年(1924年)、愛知県豊橋市にあったオートレース場で撮影されたもの。優勝旗を持つAJSライダーたちの表情が誇らしげだ。
情報提供元 [ モーターファンバイクス ]
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