
ロイヤルエンフィールドから、新型モデル「GUERRILLA 450(ゲリラ450)」が海外で発表された。排気量452ccの水冷シングルエンジンを搭載した個性的なオンロードスポーツだ。インドでの価格は25万4000ルピー(約47万円)、日本へは2025年の導入が予定されている。
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新型ヒマラヤのコンポーネントをオンロードに
インド発のロイヤルエンフィールドがラインナップしている、452ccのデュアルパーパスモデル「ヒマラヤ」。2023年型でフルモデルチェンジを果たし、エンジンのDOHC水冷化やTFT液晶メーターの採用などでイメージを一新したが、そのコンポーネントを共有しつつ、新たに前後17インチホイールを装備したオンロードスポーツが登場した。これが「ゲリラ450」だ。スタイルはフォークブーツを備えるスクランブラー風で、エンジンは最高出力40PS/8000rpm、最大トルク40Nm/5500rpmを発揮する「シェルパ」エンジンを搭載。アシスト&スリッパークラッチ付き6速トランスミッションを備える。
シャーシはツインダウンチューブスパインフレームで、これは先行するブリット350などにも採用されている上下分割型のフレーム。サスペンションには43mmの正立フォーク、SHOWA製の140mmリンケージモノサスを備えている。装備面もモダナイズされており、灯火類はフルLED。EMS(エンジン・マネージメント・システム)やライド・バイ・ワイヤといった電子制御も充実。また3種類のバリエーションによってアクセサリーが異なっており、シングルのアナログメーターを採用する「アナログ」、TFT4インチのラウンド形状の液晶メーターを備える「ダッシュ」、液晶メーターに加え特別アクセサリーを持つ「フラッシュ」が選択可能。レトロな味わいを望むライダーと、モダンなスポーツを求めるライダーそれぞれが楽しめる仕様となっている。
発売はインドを皮切りにグローバルラインナップとなり、日本を含むアジアには2025年の導入が予定されている。現地価格は25万4000ルピー(約47万円)で、ベースとなるヒマラヤよりも少し低めのプライス。ヒマラヤが現在88万円からということを鑑みると、国内導入時は80万円を切る可能性もある。続報に注目していきたい。
ゲリラ450[ROYAL ENFILD 2024]452ccの水冷シングルエンジンを搭載する新型ロードスポーツ。インドを皮切りに世界展開の予定だ。
スクランブラールックのシンプルなスポーツモデルで、パワーユニットは新型ヒマラヤを踏襲したもの。
ホイールは前後17インチで、SHOWA製サスペンションを採用。2段階の走行モード設定も備える。
アナログメーター仕様と液晶メーター仕様が選べるのがポイントだ。アナログ仕様はシンプルな2眼式。
液晶仕様はGoogleMAPと連動するナビ機能も使用可能だ。
共通コンポーネントのヒマラヤは21ホイールを持つデュアルパーパス。2024年モデルから水冷DOHC化されている。
GUERRILLA 450[2024]
Brava Blue
Yellow Ribbon
Playa Black
Gold Dip
Smoke Silver
【海外】新型ロードスポーツ「ゲリラ450」ロイヤルエンフィールドから登場! ギャラリーへ (11枚)この記事にいいねする
52cc分が日本ではハードルになるな。400cc以下なら普通二輪免許で乗れるのに、452ccだと大型二輪が必要だけど、せっかく大型二輪持ってるならせめて600ccくらいは乗りたいだろう。