ZX-12R(1,199cc)オーナー:UGさん

ウェビックコミュニティに投稿されているMYバイクを毎週1台紹介するこのコーナー。今回紹介するモデルはカワサキ「ZX-12R」、オーナーは「UG」さんです。

2000年に登場したZX-12Rは、当時「世界最速」を誇ったスズキ「HAYABUSA」に対する強力なライバルとして、最高速301km/hをマークしたモンスターマシン。現在も300km/hを上限とする最高速度規制の中で、最速の一角として知られる存在です。Ninja H2に先んじ、カワサキが誇る航空産業の技術も惜しみなく投入。二輪車初となるバックボーン型モノコックフレームを採用し、コンパクトで軽量かつ、世界最速クラスの負荷に耐えられる剛性を発揮。178PS/10,500rpmを発揮する新設計の水冷直4エンジンはもちろん新設計で、フロントカウルから武骨に突き出した吸気口や、サイドカウルのウィングレットはそのエアロダイナミクスの合理化を表すものです。現在に続くカワサキメガスポーツの進化の一翼を担っていたのでした。

今回紹介する「UG」さんはそんなZX-12Rの初期型モデルを愛車にセレクト。「最終的に1番イカれたのを買おうと」A1マレーシア仕様ということで、後年洗練されていった各モデルに比べると「A1がいかにぶっ飛んでいたが分かりました笑」といい、また20年以上が経過している車体ということで、水漏れや排熱問題などトラブルもしばしば。「まず初心者にはオススメ出来ないです」とさえ表現する荒馬っぷりは、選ばれたライダーにしか乗りこなせない存在とも言えます。しかし、だからこそ「こんなパッケージングのイカレバイクはもうこの先永遠に出ることは無いと思います」というコメントの通り、その強烈な個性に惚れたオーナーからは、唯一無二の愛車として大切にされています! 我こそはと思うライダーは、一度は乗り味を試してみたいマシンですね。

<MYバイクコメントより>

■購入動機・用途・比較車種

大型自動二輪免許を取得し、隼、GSXR1000、GSXR750、ZX-12Rの4台で購入を考えていたが最終的に1番イカれたのを買おうと12RのA1マレーシア仕様を買った

■長所

唯一無二のルックスに惚れて買ったっていうのもあるかな笑
取ってつけただけのようなエアインテークダクト、バックボーンモノコック、超ハイカムの高回転エンジンという時代を物語る車種
あんまり人と被ることも無く、12Rが新車販売されていた時代を知っている方達が懐かしみながらその当時の話をしてくれたりと仲良くなれる車種でもあります
走りに関してはネットでは乗りにくいバイクの代表格のようなイメージになってますが乗ってみるとクセはあるもののどちらかと言うと乗りやすい部類に入ると思います。
高速を走ると大きい車格、パワフルなエンジン、バックボーンの高剛性なフレームが揃ってすごく楽です。シートも分厚いのでロンツーも全然行けます。
ドンツキはインジェクションの最初なのでコーナー立ち上がりや交差点曲がる際に雑なスロットルワークをすると出ますがネットで言うほど酷くないです。
低速トルクが無いともよく言われますがA1は確かに1200ccにしては低速トルクが無いですがでも1200ccなので充分トルクはあります笑ただ1速で140km/h出るギヤ比なので発進時は半クラを気持ち長めにしないとエンストしちゃいます。
曲がらないとも言われますが確かに曲がらないです。ただ乗り手が曲げようとしたら素直に曲がってくれる上、その懐の深さに驚くくらいです。乗り手が曲げようとしないと曲がらないバイクというのが正解なような気がします。
B2にも乗りましたがB2はさっき書いたことが嘘のようにビックリするくらい乗りやすくなってます笑 A1がいかにぶっ飛んでいたが分かりました笑
ただ7000回転からの怒涛の加速はA1にしか無いと思います(A2、B3以降に乗ってないから分からないけど笑)
ノーマルのエキパイがものすごく太いのでスリップオンマフラーに変えるとものすごく太いトルクフルな音になります。

■短所

とにかく暑い。街中はほぼ水温計とにらめっこするくらい凄まじい熱量を放ってきます。4月に冷却水を交換してエア抜きしようとエンジンかけると5分も経たないうちにサーモスタット全開になります。ホントに半ズボンとかで乗ると火傷するくらいの熱風が膝下目掛けて出てきます笑
A型は冷却ファンも1枚しかないうえB型の2枚ファンも取り付けが違うのでかなり加工しないと付かない様な感じです。
ラジエーターがかなり大きいので走って風が当たっているうちは良いですが信号待ち等で水温が一気に跳ね上がります笑
車格もすごく大きいので街中をゆっくり走れるバイクじゃないです。渋滞とかハマるとすり抜けしないとホントにオーバーヒートしてレッカー案件になりそうです。
燃費も悪いのでロンツー行くと給油回数が増えます。
そしてこのバイク最大の特徴とも言えるバックボーンモノコックですが整備性は激悪です。
カワサキ病ことタペットカバーのオイル漏れも修理は車載状態だとめちゃくちゃ大変です笑
それにボルトもちょこちょこM5など細いのにネジロックみたいなのが塗ってあって緩めようとした瞬間ネジが折れるということが起きます(サーモスタットケースの所が特に酷い)
ノーマルのエキパイはサイレンサーをボルトで止めているので社外スリップオンが少ない。

■今後のカスタムプラン

まず初心者にはオススメ出来ないです。ある程度中型バイク等を乗ってからと、自分で簡単な整備が出来るようになってから乗ることをオススメします。どうしても12Rに乗りたくて免許取ったという方が乗るなら2004年以降のB3、B4、B6Fに乗ることをオススメします。
ただどの型も気を緩めてアクセル開けようものなら死がすぐそこまで来ます。そのくらい激しいバイクです。
このバイクも部品の廃盤がかなり増えて来ていますので部品ストックをオススメします。社外品もそれなりに出てますが結局は日本では不人気車種なので人気車種に比べると少ないです。
故障としてはサーモスタットケースからの冷却水漏れ、フロントフォーク漏れがあっただけです。
1200ccで180馬力出るエンジンですからエンジンオイル、オイルフィルター、冷却水、チェーン、スプロケ等の消耗品をちゃんと管理しないとすぐダメになります。燃費も悪いので維持していくにはやはりそれなりの金額がかかります。
余裕があるならもう古い車体なので電圧計だったり空燃比計、油温計等の計器類を付けて逐一車両状態を見れるようにしておくことをオススメします。電動ファンの手動スイッチを付けることもオススメします。
ただこんなパッケージングのイカレバイクはもうこの先永遠に出ることは無いと思いますので是非とも1度は乗ってみてほしいばかりです。
普通に乗れば暑くてデカいだけの普通のバイクです。笑

>>Webikeコミュニティで「UG」さんのバイク詳細情報を見る

参考:ZX-12R(2000)主要諸元

・全長×全幅×全高:2,080×725×1,200mm
・ホイールベース:1,440mm
・シート高:810mm
・車重:210kg
・エンジン:水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ 1199cc
・最高出力:178.0PS/10,500rpm(マレーシア仕様:181PS)
・最大トルク:13.8㎏-m/7,500rpm
・燃料タンク容量:20.0L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ダブルディスク、R=シングルディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17(58W)、R=200/50ZR17(75W)
・価格(当時):125万円

ZX-12Rのユーザーレビューを確認

>ZX-12Rのユーザーレビューはこちらから

オーナー平均満足度3.20
評価人数:433人
新車平均価格:-万円
中古車平均価格:69.25万円

ギャラリーへ (3枚)

■バイクがもっと楽しくなる Webikeコミュニティ

この記事にいいねする


コメントを残す

カワサキ ZX-12Rの価格情報

カワサキ ZX-12R

カワサキ ZX-12R

新車 0

価格種別

中古車 15

本体

価格帯 ―万円

万円

諸費用

価格帯 ―万円

万円

本体価格

諸費用

本体

60.2万円

価格帯 43.25~97.15万円

諸費用

9.56万円

価格帯 7.99~12.97万円


乗り出し価格

価格帯 ―万円

万円

新車を探す

乗り出し価格


乗り出し価格

69.77万円

価格帯 56.22~105.14万円

中古車を探す

!価格は全国平均値(税込)です。

新車・中古車を探す