
ホンダは、11月23日からイタリアのミラノで開催されたEICMAにて、2022年の新型となるADV350を発表。日本での導入時期はアナウンスされていないが、編集部調査の情報を基に予想してみたい。
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欧州のフォルツァ350が250になって日本で発売されているがADVも?
ミラノショーでデビューしたホンダの新型ADV350は、スペックを見る限りベースは明らかに欧州で販売されているフォルツァ350となる。これに専用の外装だけでなく、フロント倒立フォークや別体タンクつきリアツインショック、専用ホイールなどを投入してイメージチェンジを図っている。
また、外観だけでなくPCX150をベースにADV150が開発された時と同じように、ADV350はサスペンションのストロークをフロント125mm、リア130mmと長めに設定し、未舗装路での走破性も考慮した作りになっている。ADV150ではサスの変更で乗り味が大きく変化していることから、ADV350でも同じ効果が期待できそうだ。
こうなるとADV350の国内発売が望まれるところだが、編集部調査によると当面ないと予想される。さらに、ADV250の国内発売についても同様の予想となる。コロナ禍による供給不足が安定するまでの措置なのか、それとは関係ないのかは不明。続報が入ったらお知らせしたい。
▲新型ADV350。排気量は330ccで欧州で販売されいるフォルツァ350と同じ。ホイール径も前15、後14インチで同一だがホイールはADV専用デザインとなる。
▲日本で発売されているフォルツァ250。2018年に欧州のフォルツァ350をベースに排気量を248ccに縮小して発売し、2021年にアップデート。これをベースADV250がすぐに用意できそうだが…。
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