ウェビックコミュニティのMyバイクより、実際に乗っている・乗っていたオーナーの声を基に様々なバイクを紹介する「オーナーレビューまとめ」。
今回は、「Z900RS」についてオーナーの生の声をお届けします!
2023年8月31日、情報を更新しました。

ぶっちゃけZ900RSってこういうバイク!!

カワサキには現在、カウル付きのニンジャ、カウルなしのZ、アドベンチャールックなヴェルシスという3つの大きなシリーズが存在しますが、Z900RSはカウルなしのZシリーズに属しています。ただ、エッジの効いたデザインの他のZ系のモデルとはちょっと毛色が違い、丸みを帯びたクラシカルなテイストのデザインでまとめ上げられているのが最大の特徴です。

というのもカワサキには1970年代に登場したZ1、Z2という往年の名車があり、その雰囲気をオマージュしたモデルをその時代時代で登場させます。実名を挙げれば、ゼファーシリーズですが、Z900RSはさしずめゼファーシリーズに続くZ1、Z2の現代版といった雰囲気です。

なのでZ900RSは、現代のバイクでありながら、どことなく懐かしいレトロな雰囲気があるのが最大の特徴。最近はこのようなレトロな雰囲気の最新バイクを“ネオレトロ”と呼んだりしますが、カワサキのZ900RSはその代表格と言っていいでしょう。

性能的には、現代のバイクの中でも非常にニュートラルなポジションにあり、ツーリングや街乗りといった使い方はもちろん、スポーツもそこそこ高く、二人乗りもしやすい。いわゆるオールマイティなキャラクターで非常に乗りやすくなっています。

また車体のデザイン的にも、スポーティなファッションからタウンユースできるようなカジュアルなウエアまで、合わせやすいのも特徴と言えるでしょう。

またZ900RSといえば2017年の登場以来、ものすごい人気を誇っていることもその特徴にあげられます。二輪車新聞の販売台数ランキングによれば、小型二輪(車検の必要なクラスのバイク)では、2018年以来3年連続で首位をマークしたのは記憶に新しいです。

WebikeユーザーはZ900RSをどう感じている?

詳細はこちらをクリック

Z900RS
新車平均価格: ―万円
中古車平均価格: 173.6万円
口コミ件数は2022年6月7日現在で63件

オーナー平均満足度は5点満点中で4.02!(評価人数: 968人)

特筆すべきはルックス、走りが4.5点以上と高水準であることでしょう。
とりまわし、メンテナンス性も4以上で平均以上。一方、積載は2点台と、キャラクターも分かりやすいのが特徴です。

それではwebikeユーザーの声を見てみましょう。

やはり、スタイリングに惚れたとの声が圧倒的ですね。アフターパーツも豊富でカスタムも人気です。実用面では「乗りやすさ」「扱いやすさ」も評価されており、低速域での速度維持が支持されているようです。

一方、短所として挙げられているのはノーマルマフラーの音量で、大きすぎるという声もあります。確かに迫力のある4気筒サウンドなのですが、住宅地での暖気運転はしずらいかもしれません。
また、「足を着く際に邪魔になる」とステップ位置に不満を持つ方もいるようで、ここは改善すべき点かもしれません。
ユニークなレビューとしては、このバイクにはやる気にさせてくれる瞬間が2つあるとのことです。「一つはキーを回したときにメーターが振り切れる演出、もう一つは一速に入れた時のわざとらしいほどのショックです。あのガッコン!がないとバイクに乗ってる気がしない体になってしまいました」。うなずける方も多いのではないでしょうか。

いろいろな意見はあれど、皆さん、Z900RSライフを堪能していることをひしひしと感じます。個性的なカスタムを楽しみ、Z900RSを育てています。Z1やゼファーのスタイルを再現しているユーザーも多いようで、乗るだけでなくイジる楽しみもこのバイクを語るうえでは大きな魅力となっています。

Z900RSのざっくりまとめ

良いところ

・Z1とゼファーに通じるスタイル
・時代の流行り関係無しにカッコイー!
・排気音は評判通りの良い音
・スタイル、パワー、取り回し。どれをとっても良い
・アフターパーツが豊富でカスタムが楽しい
・滑らかなエンジンフィーリングに癒される

悪いところ

・シートが硬い(気にならないという声もあり)
・足を下ろした際、ステップの位置が気になる
・ハンドルの位置と幅の好みが分かれる
・シート下の積載量が少ない

Z900RSオーナーの声

ここでは数ある口コミの中でも特に印象的だった声を紹介します。

購入動機・用途・比較車種 そもそもKAWASAKIの直4が好きでした。
発表前から期待していましたが、東京モーターショーで実物を見て購入を決意し、バイクショップさんにお願いして即決してしまいました。
長所・満足な点 ・排気音は評判通りの良い音。ノーマルでこんなに良い音は聞いたことがない。音だけで言えば、カスタムマフラー不要と思えるほど。
サスペンションがしなやかで、とても気持ちよくスムーズに曲がっていく。
短所・不満な点 ・冬でもクーリングファンが頻繁に回るのが気になる。そんなものなのかな?
・冬季は、オートチョークで2,000rpmくらいまで回転が上がる。ご近所が気になって暖気できない。また、その状態で走り出すと、2,000rpm以下に下がらないのでエンブレが効かない。
・5速←→6速のシフトチェンジのフィーリングがやや固いのが気になる。
これから買う人へのアドバイス リヤホイールのカラーに起因するリコールが出ているので、念のため購入するショップに確認しておくと安心だと思いますヨ!
https://imp.webike.net/diary/158712/
購入動機・用途・比較車種 現在53歳で長期ローンを組めるのもギリギリかと思って、ヤマハのボルトはあるものの、もう少し早いバイクに興味を持ち、総合的に考えて、このバイクに決めました。ボルトがあるので、Z900rsは、そんなに乗らないつもりでいます。眺めているだけで幸せです。
長所・満足な点 見た目は、すごく気に入っていますね。エンジンは回してませんけど、恐ろしく回りそうです。走りも悪くないです。今のところ長所しか見えていないです。「お尻が痛いシート」というコメントが多く、確かにシートは固いですが、私は特に不満を感じていません。
短所・不満な点 短所は特に感じることはあまりないのですが、前後方向にちょっとつまってしまった感じに見えるのと、リアタイヤの上の空間が気になります。あっ、エンジン始動時の音が大きいのと、アイドリングが高いのが少し気になっています。それから、タンクの塗装が新しいせいか、ちょっとしたことでキズが目立ちます。タンクパットはあった方が良いと思います。
これから買う人へのアドバイス 買って後悔しないバイクだと思います。大型免許を取り立ての時に、足つきばかりを重視してヤマハボルトを買いましたが、足つきが多少悪くても、車重が軽いこのバイクの方が実はずっと取り回しが良いし、不安定になることもありません。
購入動機・用途・比較車種 ゼファーに憧れていて、いつかカワサキの大型に乗りたいと思っており、思い切って乗り換えました。
前車MT-09マットグレー(2014)に乗っていて、見た目や取り回しはとても気に入っていたのですが、エンジンフィーリングが機敏で自分では扱いきれなかったこともあり、もう少しマイルドな乗り心地のマシンに乗りたいという願望から購入を決めました。
長所・満足な点 低中速がすごく扱いやすくて乗りやすい&楽しいです!
前車のMT-09のときはアクセルレスポンスが鋭すぎてすぐに回転数が上がってしまうので、60km/hあたりを維持するのにアクセルワークにかなり気を使っていました。ギアがクロス気味であったこともあると思いますが。
しかし、Z900RSだと5速の3000rpmで60km/h丁度くらいになり、この速度を維持するのがすごく楽です。
良い意味でアクセルレスポンスがゆっくりなんですよ。公道の制限速度を維持しながら走るのが本当に心地良いです。
アナログ2眼メーターは見た目も視認性も良いです。
カラーリングやティアドロップタンクのグラマラスなスタイルも気に入っています。
マフラーサウンドもノーマルとは思えない図太い音がします。
アイドリング時も去ることながら、3000rpm超えたあたりからの乾いたサウンドは最高です。
短所・不満な点 ネイキッド系のオートバイに積載性を求めること自体がナンセンスだと思っているタイプなのですが、ドラレコを追加しようにもスペース的に厳しい拡張性の無さはいかがなものか。
あと、重心の集中度の問題かもしれませんが、MT-09に比べて+20kg程度の増量とは思えないほど取り回しが重くなりました。
郊外を流している時は燃費がいいのですが、約リッターの4気筒なので渋滞にハマると一気に悪化します。目安として16km-22km/L程度でしょうか。
これから買う人へのアドバイス よく「価格が高い」とか「Z900とエンジン同じで外装変えただけ」とか言う人がいますが、全然違います。
エンジンはZ900がベースでボアストロークは同じですが、シリンダヘッド、クランク、カムプロフィール、バルブ挟み角度、ミッション、圧縮比など全部専用に設計し直されています。
フレームもZ900をベースにしていますが、ヘッドパイプまでの長さやシートレールの角度なんかも変えて、剛性や強度もイチから計算し直されています。
マフラーやエキパイも形状だけでなく排気音にもこだわってサウンドチューニングされています。
ここまで造り込まれて乗り出し140万なら妥当な価格だと思います。(資金繰りは大変でしたが)
価格だけがネックだけど、本当に欲しいと思った人は絶対に後悔しません!
レプリカSSや最近流行りのストリートファイターに疲れた人には特にオススメです。
購入動機・用途・比較車種 この前にお気に入りのCB400に乗っていたのですが、妻とのタンデムツーリングする機会が多くやはり400クラスではパワー不足が気になり買い替えを検討してる時に、今ではほとんど見ないCBと同じ二眼のアナログメーターを備えているこのバイクに決めました。もちろんスタイルも気に入ったからです。
長所・満足な点 発売されてある程度日にちが経過しているので、カスタムパーツも数多く出ており自分のバイクスタイルであるツーリングに欠かせない積載量の問題もトップケースが取り付けられるキャリアも商品化されていてこの問題も解決できました。
とにかく運転しやすいバイクです。低速トルクも十分あり乗りやすいバイクで、見た目も若い時に憧れていたバイクって感じがして好きです。
短所・不満な点 これは短所となるかどうか分かりませんが、今まで乗ってきたバイクに比べてシートが少し硬くて、お尻が痛くなり始める距離が少し短いように感じましたが、どうにも我慢できないって程では無いと思います。
これから買う人へのアドバイス 私のようなリターンライダーには、スタイル的にもフルカウルのようなバイクと違い、ネイキッドの中でもどこか安心できる感じがして好感が持てます。かといって、走りの方は現代の装備を配置しているので十分満足できるバイクだと思います。
これから大型バイクに乗ろうかなぁと思っている方には、特にお勧めのバイクの1台だと思います。

 

Z900RSの関連記事はコチラ!

Z900RSのライバルをチェックする

レトロな雰囲気をまとったZ900RSですが、購入の比較検討となるとちょっとライバルの捉え方は多角的になります。

まずカワサキのラインナップでいえば絶版車ではありますが、【Z1、Z2系イメージ】を踏襲した車両としてはゼファー750やゼファー1100なども購入比較する際のライバルと言えますし、現行モデルで言えば排気量は違いますがZ650RSも候補に上がってくると思います。

Z系は「孤高の存在」として確立されたブランドですのでライバルを挙げることは難しいのですが、Zといえばカタナということでカタナを参考までにご紹介します。

ライバルの口コミが気になる方は、コチラもチェックしてみましょう!

※オーナー平均満足度や口コミ数は2022年6月7日現在です。

スズキ・KATANA

新車平均価格: 149.15万円
中古車平均価格: 143.17万円
オーナー平均満足度:3.56(評価人数: 236人)
口コミ件数39件

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