
モトレポートでは、試乗インプレの他に新車・中古バイク検索サイト「ウェビック バイク選び」に掲載されているバイクに関する情報を発信しています。
目次
ホンダ ADV150 レビュー
ウェビックコミュニティのMyバイクより、実際に乗っている・乗っていたオーナーの声を基に様々なバイクを紹介する「オーナーレビューまとめ」。
今回は、「ADV150」についてオーナーの生の声をお届けします!
ぶっちゃけADV150ってこういうバイク!!
スクータータイプのオフロード車という従来にはないパッケージングで発売され、2021年上半期の小型二輪上半期の販売台数では20位とコンスタントに台数を伸ばしているX-ADV。この成功もあり、より身近な150ccクラスに、X-ADVと同じコンセプトで2019年に投入されたのがADV150です。こちらも同軽二輪の販売台数では7位につける人気ぶりです。
ADVはかなり走りと燃費が良い車体と断言できます。何故ならベースがPCX150(3代目)だからです。PCX150が、高速道路も難なく走行でき燃費も40km/Lをコンスタントに記録する高性能車。しかもフレームが頑丈なので安定感も高い。ADVはその性能を受け継いでいます。
ADVの人気の理由の筆頭に上げられるのはスタイリングです。直線と平面で構成されたボディデザインにタフなイメージを持てます。ちなみにヘッドライトは、おでこが出っ張った逆スラント形状。最近のホンダ車に共通する作り方です。
そして足回りはオフに対応できるよう専用品を使用。フロントのショックは大きなストローク量をもち、リアのショックはロングストロークに加えて3段階のスプリングレート調整が可能です。
そしてまたがった際の楽しさも演出。メーターはラリー車を彷彿とさせる長方形かつ大型の液晶を採用。しかも警告灯類のパネルは別に設ける遊び心も。スクリーンは二段階の高さ調整機能を備えておりぼ防風性を向上。ハンドルバーも太く、ハンドル操作と乗車姿勢が取りやすくなっています。ADVらしい機能性をしっかりともたせてあるものADV150の特徴です。
収納に関しては、全てのバイクの中でも非常に高レベル。ラゲッジは27Lあり、フロントポケットには電源ソケットがついています。日常から1泊程度のツーリングなら、付加装備は入りません。さらにオプションのリアキャリアをつければ無限大の積載性が手に入り、北海道一周は余裕でこなせるでしょう。
それではwebikeユーザーのインプレッションを見てみましょう。
まず車体のコンパクトさと、それによる機動性の高さ、さらにツーリングにも使えるといった万能性が好評です。また、PCX150譲りの走りの良さと経済性も好評。そこに趣味性の高いボディデザインが加わるので、所有感も高いようです。
難点としてみられるのは、カーブで倒しこむとスタンドを擦る点。PCX150でもみられる点なのですが、これは潜在的なスポーツ性能の裏返し。かなり攻め込めるバイクと言えます。また、リアショックの突き上げもあげれらます。これはグローバルモデルゆえの宿命かもしれません。海外は日本のよりも酷使されるので、タフに作る必要があるのです。しかしかなり気になる点でもあるので、社外のショックに変えるのも手です。なんていったって部品が安価!
PCX150ユーザーなら「このバイクは最強だ」と感じた人は多いと思います。所有と維持に負担がかからず、気軽に足が伸ばせるからです。そのパッケージのままADVになれば、もう楽しさは倍増。日常から非日常までこれ1台で済んでしまう恐るべきパッケージです。R1200GSにできることは、ほぼ全てADV150にもできます。ADV150にできる小回りは、GSにはできません。
ADV150のざっくりまとめ
良いところ
・スクーターを超えた趣味性の高いボディデザイン
・ADVの常識を覆す小型軽量、積載性
・あらゆるシーンに使える万能性
悪いところ
・メーターの表示が細かすぎる
・PCXに合わせて160化してほしい、もう少し余裕がほしい
・足つきが悪い
足つき
身長166-170cmのライダーの約50%が ADV150の足つきが「かかとが浮く」と回答しています。
ADV150オーナーの声
購入動機・用途・比較車種 | 寄る年波には勝てず、大型で長距離ツーリングもきつくなってきたので楽に乗れて使い勝手の良いスクーターかつ、スタイルがスクーター的でない事で決めた。 |
---|---|
長所・満足な点 | とにかく万能的に使用できるのが良い。 シート下に荷物が入るので買い物に便利。下道では、そんなに頑張らなくとも車の流れにも付いてゆけるのでツーリングにも使用できる。 いざという時は高速にも乗れる(なるべく使いたくないが・・・) チョイ乗りにも普段着でふらりと出られる気軽さは最高。 |
短所・不満な点 | 当然だが、パワーに余裕は無い。 一番気になる点は乗車姿勢も関係するのだろうが、路面の悪い所でのリヤからの突き上げ感で、結構腰に来る。 メーターがスピード表示以外の文字が小さい。カレンダーと瞬間燃費計はいらないのでもっと見やすくして欲しい。 左にバンクさせると結構早くメインスタンドを擦る。 スクーターの宿命なのだろうが整備するのに、カウルの取り外しがもっと簡単にならないものだろうか。 |
これから買う人へのアドバイス | 1ヶ月で約700キロ走ったので、アドバイスと言うか、感じた事を。 万能的に使えて、楽に乗れて便利と良い事づくめのようだが、反面でバイクを操る面白さはあまりない。 やはりギア付のバイクの面白さは捨てがたいので、これ1台で済まそうとすると物足りなくなるかも。(個人の感想ですw) |
購入動機・用途・比較車種 | 20200919納車 あまり乗らず野ざらしで日焼けしてしまったTR250の処分と、アドレスV125が8万kmオーバーしてきた為。色々探してみました。 ホンダのhpの動画でマットメテオライトブラウンメタリックに一目惚れ。 外車の180ccと迷いましたが、カッコ良さ・国産の良さで決定です。 国内販売は白の設定もなく、赤も良いかなと思いましたが、圧倒的渋さでブラウンに。 マットメテオライトブラウンメタリックで間違い無し! (ただのおじさんの主観的意見です) |
---|---|
長所・満足な点 | とにかく渋くてカッコいい! スマートな感じではなく、あえてゴツゴツした感じが良い。 ビクスクに比べコンパクト。 足付きは悪いが、逆にその高さが快適。 ツーリング・峠などではトルクの太さに愉しさを覚えます。 |
短所・不満な点 | 収納はそこそこ、フルフェイスのヘルメットは入らないと思った方が良いかも。 足付きが悪いので、パーキングブレーキ推奨。凄く便利です。 峠道では、かなりサイドスタンドがこすれます。片側が、半分くらいはこすれてなくなりました(泣) さらにアップダウンの激しい所で無理するとフロントサイド下側(丁度足元の下側)がこすれます(泣) |
購入動機・用途・比較車種 | リード125の買い換えで、バイパスなどの車専用道も走行できる小さいバイクを探していた為、PCX150と迷いましたが、アウトドアが好きなのでこちらにしました。 |
---|---|
長所・満足な点 | アドベンチャー的な外見、林道も走れる車高、リアボックスを装着した積載量、走り方を気にした時の燃費50前後、2020年8月では、あまり見かけない車種、カスタムパーツが豊富、キーレスはかなり楽になる。 |
短所・不満な点 | エンジンバワー、リード125とあまり変わらない、4馬力も違うはずなのにナゼ?スクーターにしてはハンドルが広すぎる、高速道路の燃費。100キロ位で走ってると40切ります。オプションの防犯アラームがめんどくさい。エンジンを止めて1分でかかる。 |
これから買う人へのアドバイス | ホンダの125を乗っていた人、エンジンバワーは期待しすぎない方が良いと思います。ほんの少しだけパワーアップ!下道の燃費は良いですが、高速道路での燃費は悪いです。東京から静岡まで走りましたが、 首都高速道路→横浜新道→国道1号→国道134号→西湘バイパス→箱根新道→国道1号 首都高速道路から箱根新道までは余裕で走れます。ただ箱根新道の登り坂はキツく感じます。登坂車線がアル場所では60キロ以上加速してくれませんでした。コーナーは癖も無く曲がりやすいです。 |
- ADV150:現行車種のスペックや新車・中古バイクはこちらから
- ADV150のスペックや相場、ユーザーのカスタムなど詳細情報を見る
- ADV150の新車・中古バイク一覧を見る
【ウェビック バイク選びオススメ情報】
■「126cc以上のビッグスクーター」の一覧を見る
この記事にいいねする