
ホンダがタイにて展開する販売店「カブハウス」から、海外向け新型「モンキー125」が発表された。諸元。装備は不明ながら、外見はかつてのモンキー50を思わせるスッキリしたものに変化。このスタイルはWebikeプラスにて予想していた国内新型仕様とほとんど同じ。となれば、このまま7月ごろには国内導入となる可能性は高い!
タンク&シートはモノトーンの単色に。レトロ感を強めるルックスへ!
2017年発売のモンキー125は、ファンバイクのようなルックスと、十分な実用性の元気な空冷単気筒エンジンで海外でも人気な124ccマニュアルミッションバイクだ。2021年のモデルチェンジでミッションが5速化、ロングストロークに変更されており、排ガス規制にも適合。カスタムもよし、街乗りにもよし、ツーリングでも楽しめるというマルチパーパス性には多くのファンがいる。
そんなモンキー125だが、この度ホンダがタイにて展開する販売店「カブハウス」にて、新型仕様のタイ発売が発表された! 従来からのグラフィックやチェックパターンのシートは変更され、レトロでシンプルなモノトーンに統一。
タイでは既にこの新モンキー、9万9700バーツ(約43万円)にて販売受付を開始。カラーバリエーションはレッド、ブラック、ブルーの3色がラインナップされている。カブハウスのショップもSNSなどにモンキーの写真を投稿しており、注目を集めている。国内導入モデルがどうなるかは不明だが、レトロさとモダンさが同居する新デザインには期待度大だ。
さて、Webikeプラスでは以前より新型モンキー125の情報を予想してきたが、今回登場した新カラーはいずれも予想通りのものとなった。となれば発売時期についても、2024年7月ごろに国内登場するといえるだろう。新色が好みのファンは、続報にぜひ期待してほしい!
カラーバリエーションは本誌予想通り、レッド、ブラック、ブル―の3色で展開された。
新モンキー125のイメージは元気なストリートバイク。諸元などは未発表だ。
こちらは現行のモンキー125。シルバー基調でモダンな雰囲気だが、新色でイメージは一新されそうだ。
モデルとなったのは歴代の赤白モンキーか
今回登場したカラー、特にレッドは初代モンキー「Z100」にも共通するカラーレイアウトで、かつて遊園地の乗り物だったルーツを思わせるレトロなものだ。しかしタックロールのシートはおなじみ50ccの「Monkey」のイメージに近い。スポーティーな現行カラーと、レトロな新カラー、皆さんはどちらが好みだろうか?
初代モンキーというべきZ100は「多摩テック」の遊具として登場した。カラーレイアウトは新色モンキーと同じだ。
これは2005年のモンキー50.。カラー、デザインのイメージは新色に最も近い仕様だ。
こちらは2009年にインジェクション化したモンキー50。旧車っぽさを感じさせるタック入りシート、クリーム色のタンクなどは新色にも面影がある。
参考:モンキー125(2023)主要諸元
・全長×全幅×全高:1710×755×1030mm
・ホイールベース:1145mm
・シート高:776mm
・車重:104kg
・エンジン:空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 123cc
・最高出力:9.4PS/6750rpm
・最大トルク:1.1㎏-m/5500rpm
・燃料タンク容量:5.6L
・変速機:5段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/80-12、R=130/80-12
・価格:44万円
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