2021年9月24日付の二輪車新聞に、今年上半期のバイクの販売台数が掲載されています。
2021年はなんとバイク全体の新車販売が去年の2割増しで伸びています。要因は、コロナの影響で人々の移動手段が公共交通機関から個人的なものに移行したことも挙げられますが、昨今はキャンプブームでもあり一概にはいえません。いずれにせよ、排気音よりもバイク離れへのため息の方がうるさい状況にようやく終わりが見えたと言えます。コロナ明けはバイクがかなり元気に全国を走り回るのではないでしょうか。
今回は前編として販売台数6位~10位までのバイクを紹介します。一体どんなバイクがランクインしたのでしょうか。
出典:二輪車新聞
目次
【第10位】400X/CBR400R/ホンダ 販売台数:875台
2019年発売。最新型はADVの400XとフルカウルスポーツのCBR400Rの2人兄弟体制。両車はエンジンやフレームを供用していますが、400Xはフロントホイールの19インチ化、400Rは乗車姿勢の前傾化など、ジャンルに合わせてスタイリングや乗り方などを明確に分けており、細部を確認しなければ兄弟ということに気がつかないほど商品性を磨き上げています。簡単にいえば、両車共にものすごくカッコ良くなりました。
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【第9位】FLHCS/FLFBS/FXBRS/FXFBS/FXLRS/FXBBS/ハーレーダビッドソン 販売台数:903台
2021年発売。1800cc級のエンジンを搭載しているのがこの5車種。カウル類の装着がないクルーザーモデルで、伝統的なスタイルからカスタム感があふれるモデルまで豊富に用意されています。環境が最優先される時代において、鉄感丸出しのこのスタイルはハーレーだからこそ出せる業。大排気量の音と魂動をこれほど楽しく感じられる大型車は他にないでしょう。全てが大雑把なつくりですが、それが許せて味として受け入れられるのもハーレーの不思議なところです。
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【第8位】1200カスタム/ロードスター/フォーティエイト/ハーレーダビッドソン 販売台数:934台
2018年発売。この3台は旧スポーツスターファミリーに分類されるバイクです。3台とも1200cc級のエンジンを積んでおり、エンジンを中心にバイク全体がハーレーの中で小型・軽量に作られているのがポイント。そのため、ハーレーらしいVツインエンジンの性格を味わえながらも、ハーレーらしからぬ軽快性を持っており、曲がりくねった日本の峠道なら、1800cc級よりもスイスイと抜けていけます。走りを存分に楽しみたいならこの3台から是非選んでください。
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【第7位】CB650R/CBR650R/ホンダ 販売台数:983台
2019年発売。エンジンとフレームを共用する兄弟車。ネイキッドのCB、フルカウルスポーツのCBRですが、CBはより伝統的なオートバイのスタイルへ、CBRはよりSSに近いスタイルへ磨かれました。両車の最たる特徴はエンジンで、この時代に稀有な直列4気筒エンジンを積んでいます。このエンジンはCBR600RRのものとは別系統ながらも1万2000回転で95psを発生する高回転型。程よいパワー感なので、多くのライダーが高回転域を使うことができます。4気筒という希少性だけではなく、回して乗るという4気筒らしさを多くの人が味わえる優しいスポーツモデルです。
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【第6位】GB350/ホンダ 販売台数:993台
2021年発売。登場したてではやくも6位にランクインするという人気ぶり。そのおかげで国内の納車は来年にずれ込んでいるらしく、予約した人は明日にでも来年が来ないかと待ちわびていることでしょう。人気の秘訣はスタイリングで、レトロというよりも「オートバイの基本構成に忠実にデザインをしたらこうなりました」と感じます。ですから、見る人によっては「古い」「可愛い」「かっこいい」「丸い」などと感じると思います。一言で形容できないスタイリングですが、その価値を固定しない懐の深さがGBの人気の秘訣ではないでしょうか。
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まとめ
6位~10位にはクラシカルモデルが多くランクインした結果でした。また、リッター未満のミドルクラスが多いのも特徴と言えます。バイクの人気が回復傾向にはありますが、現在は排気量の大きさや走行性能の高さがステータスではないということが読み取れます。それよりも、バイクの基本構成に忠実にデザインされたバイクが人気という結果です。スピードを追い求めるのはもはや過去の事象、忙しい現代だからこそ二人三脚でゆっくりと、という感じでしょうか。
次回は小型二輪の上位5台を紹介します。お楽しみに!
出典:二輪車新聞
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