
125ccクラスで圧倒的なラインナップを誇るホンダ4ミニ。その中でも定番の「モンキー125」と、登場時から大人気の「ダックス125」について、2024年7月にモデルチェンジが行われるようだ。この2モデルの新仕様について、CGとともに予想してみた。
目次
モンキー125はスタイルがレトロに変身? シートやタンクがクラシカルになるか
2018年7月に登場したモンキー125。実用的なサイズ感と走行性能を持ちつつ、おなじみのレジャーバイクスタイルはファンに愛され続けてやまない。さらに2022年型で5速ミッション+ロングストロークの新エンジンを採用。エンジンを扱いやすく強化しつつ、最新排ガス規制にも適合している。
そんなモンキー125だが、これまでルックスに関してはカラーチェンジのみの変更だった。ところが登場が目される2025年モデルは、シートやタンクがかなり雰囲気を変える様子。シートはタックロール風のステッチが施された無地のレザーで、前後が盛り上がるクラシカルなシルエットになるようだ。
また、タンクも丸みを帯びた形状に変更され、カラーもシンプルな1色となるようだ。容量がどうなるかは不明だが、シートと相まって先代のモンキー50のような、可愛らしいスタイリングを強めることとなるだろう。カラーバリエーションはブルー、レッド、ブラックの3色になると思われる。
モンキー125新型予想CG。シート形状がかなり変わり、タンクも丸くクラシカルになるだろう。
こちらはレッドの予想CG。先代のモンキー50に似た雰囲気となる。
こちらはブラックの予想CG。従来はシルバーのアクセントがあったが、よりシックにまとまりそうだ。
ダックス125には新色ブラックが追加&シフトインジケータのオプション追加か?
2023年、約40年ぶりに復活したダックス125。スタイルは「ダックス」らしいT型フレームだが、125ccらしくロングシートの便利な仕様がポイントだ。こちらは2024年に新色のブルーが追加されていたが、2025年モデルは継続していたレッドに代わり、ブラックが新登場するようだ。真っ黒なボディはかなり大人っぽく、イメージがかなり変わるだろう。ブルーとグレーは継続し、新色のブラックと合わせて3色から選べるようになるだろう。
また、新たな純正オプションパーツには、シフトインジケーター、新型グリップヒーター、USB電源、サドルバッグが追加されるようだ。ロータリー式のミッションを持つダックスは、一般的なリターン式に慣れたライダーにはシフト位置がわからなくなることもあるが、シフトインジケータがあれば重宝するだろう。さらにツーリングにも嬉しい装備が増えることで、ますます利便性はたかまりそうだ。
そんなモンキー125、ダックス125の新型だが、発売は2024年7月になると思われる。価格は不明なため、続報に期待していきたい。
ダックス125の新型予想CG。真っ黒なパールシャイニングブラックが登場するようだ。
登場以来続いていたパールネビュラレッドは、ブラックに代わりラインナップを終了するようだ。
2025年型モンキー125主要諸元(予想)
・全長×全幅×全高:1710×755×1030mm
・ホイールベース:1145mm
・シート高:776mm
・車重:104kg
・エジンン:空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ123cc
・最高出力:9.4PS/6750rpm
・最大トルク:1.1kg-m/5500rpm
・燃料タンク容量:5.6L
・変速機:5段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/80-12、R=130/80-12
2025年型ダックス125主要諸元(予想)
・全長×全幅×全高:1760×760×1020mm
・ホイールベース:1200mm
・シート高:775mm
・車重:107kg
・エジンン:空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ123cc
・最高出力:9.4PS/7000rpm
・最大トルク:1.1kg-m/7000rpm
・燃料タンク容量:3.8L
・変速機:自動遠心4段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70-12、R=130/70-12
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