かつて多くのライダーから支持を受け、のちに多大な影響を与えたアンダー400にスポットをあてる連載企画。若者の間でバイクに乗ることが当たり前だった時代、バイクレースが今よりももっと身近で華やかだった時代、市場迎合することのない1台のマシンが登場。そのスタイルはレーサーレプリカにあらず。独自路線を貫いた。

写真:武田大祐 文:カズ中西

2年連続ベストセラー、それが市場の回答だった

GPZ400Rのスタイリングは他社のアプローチとは異なる同社スーパースポーツ路線。そのベースになったのは、900ccながら1,100ccを凌駕する圧倒的なパフォーマンスを与えられた水冷のニンジャGPZ900R。さらにはその正常進化版にあたるGPZ1000RXと同系のフラッシュサーフェイスボディをまとって登場した。

車両そのもののコンセプトは輸出モデルGPZ600Rと共通であったが、アルミX字レイアウトの400R専用AL-CROSSフレームを採用するなど、力の入れようは兄貴分以上。エンジンは新開発の4バルブヘッドが与えられた水冷直列4気筒。同時期の他社製レーサーレプリカより先んじて冷却効率の高いウエットライナー方式のシリンダーを採用。

エンジン単体で見ればGPZ900Rのそれにならった質実剛健なつくりであったが、同クラス自主規制上限の59psを発揮し肩を並べた。

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情報提供元 [ タンデムスタイル ]

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