
イギリス発のメーカー「マットモーターサイクルズ」から、新型の水冷DOHCエンジンを搭載する新モデル「DRK-01」が発売される。マット初の水冷機で、レトロなスタイルとスポーティーなテイストを両立するコンセプトであり、排気量は250ccと125ccの2種類がラインナップされる。
発売は2024年6月末、価格は250ccの「DRK-01 250」が84万9000円、125ccの「DRK-01 125」が69万3000円だ。
目次
ストリートで映えるクラシックスタイルに実用的なスポーツ性能
イギリス・バーミンガム発の「MUTT Motorcycles(マットモーターサイクルズ)」は、125~250ccのシンプルだがスタイリッシュな空冷ネイキッドモデルを、それぞれボバーやカフェ、スクランブラーなど、まるでカスタムメイドのようなシルエットの様々なラインナップで取りそろえるメーカーだ。日本には株式会社ピーシーアイが2018年から導入を手掛け、全国31店舗のディーラーが展開している。
そんなマットのラインナップに新登場するのがDRK-01シリーズだ。スタイルは丸目のレトロなネイキッド的シルエットながら、同社初の水冷DOHC単気筒エンジンを搭載しており、空冷モデルよりも高いスポーツ性能を有するのがポイントだ。ミッションは6速マニュアル、250ccモデルの最高出力は26HP(20kW)/9,500rpm、最大トルクは33Nm/7,000rpmを発揮。フロントブレーキには320mmの大径ディスクと、対向4ピストン油圧ブレーキを備え、足回りも強化されている。
DRK-01 250[MUTT MORTORCYCLES 2024]「アルティメットブラックメタル」と銘打たれた新モデル。レトロなスクランブラースタイルを持つ。
スタイリングのモデルは60~70年代のクラシックバイクだが、灯火類はフルLEDを採用し、機能性は現行モデルの水準を保つ。各所のパーツはフルステンレス製エキゾーストシステム、ビレットヘッドステムナット、ビレットショックナットとバーエンドなど、精密加工されたアジャスタブルレバーなど、ディテールに高級感を感じさせるものを盛り込んだ。
ホイールは前後18インチで、スクランブラーライクなスポークを採用。注目したいのは独特な形状をもつ「ソウトゥース」リムで、DRK-01専用に設計されたもの。歯のように立ったリムにスポークが組付けられ、スペシャリティを感じられる造形となっている。
注目のエンジンは新型の水冷DOHC単気筒。スポーティーな味付けで他のラインナップとは一線を画す。
前後18インチのサイズに、特徴的な造形のリムを備えたスポークホイールを採用。迫力あるシルエットを実現。
そんなDRK-01のシリーズには、排気量250ccと125ccの2モデルが登場。デザイン、カラーバリエーションは同一で、カラーは「マットブラック」「ブラック&ゴールド」「ダーククローム」の3色。価格は250ccの「DRK-01 250」が84万9000円、125ccの「DRK-01 125」が69万3000円だ。発売は2024年6月下旬と発表されている。
DRK-01[2024]
発売日:2024年下旬
メーカー希望小売価格:¥849,000(125:¥693,000)
マットブラック(新色)
ブラック&ゴールド(新色)
ダーククローム(新色)
DRK-01 250(2024)主要諸元
※【】内は125
・全長×全幅×全高:2,041×971×1,094mm
・シート高:795mm
・車重:166kg
・エンジン:水冷4ストローク単気筒DOHC 250cc【125cc】
・最高出力:26HP(20kW)/9,500rpm【13HP(10kw)/10,000rpm】
・最大トルク:33Nm/7,000rpm【11Nm/7,500rpm】
・燃料タンク容量:16L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・価格:86万9200円【69万3000円】
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輸入車なので「乗り出し90万円超え」になるんだろうねぇ。
ベース車両って何かしら?
空冷はGN125とST250だったけど。