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目次
ホンダ CBR400R レビュー
ウェビックコミュニティのMyバイクより、実際に乗っている・乗っていたオーナーの声を基に様々なバイクを紹介する「オーナーレビューまとめ」。
今回は、「CBR400R」についてオーナーの生の声をお届けします!
ぶっちゃけCBR400R ってこういうバイク!!
400ccのCBRの系統は1983年に始まり、かつてのバイクブームも手伝って1990年のCBR400RRを最後に一度途絶えます。そして2013年に車体もエンジンも新開発となって復活しました。そんな2013年から現在まで続いているのが、新世代のCBR400Rです。
2013年当時は、ミドルクラスといえば世界市場でもある600cc近辺が主流であり、日本独自とも言える400ccは市場が小さいため下火となっていました。しかしホンダはそこにCBR400Rを投入しました。その投入の仕方がユニークで、CBR400Rは、エンジンと車体を共用するCB400F(ネイキッド)、400X(ADV)の3兄弟車のうちの1車種として登場しました。
登場したての新世代CBR400Rは、正直安物感が否めませんでした。軽量で圧倒的な使いやすさを持っていただけに、スタイリングの面で少し損をしていたように思えます。しかし2016年登場の新2代目からはスタイリングを一新。エッジの効いたものとなり、商品性が向上しました。ただ、SS風という印象は前型を引きずってしまいました。やはり埋もれがちかと思っていたところ、2019年に様相が一変しました。
2019年登場の新3代目は、これぞ真打、CBR、と言えるモデルです。スタイリングはより尖った先頭的なものとなり、乗車姿勢も前傾に設定。これぞSSと言えるパッケージとなりました。さらに新3代目はエンジン低回転域のトルクとパワーを増強しています。これにより、中速域のサーキットでの加速も改善し、一般道領域でも使いやすいエンジンとなりました。スポーツ性と実用性を併せ持ったこのパッケージは、CB400シリーズとはまた違った個性のように感じます。現行型に、もはや大型の格下感はありません。初心者もベテランも、一般道でもサーキットでも爽快に走れる超汎用型SSと言えるでしょう。
CBR400R のざっくりまとめ
良いところ
・スタイリング
・ツーリングに使用できる
・現行型は前傾姿勢となったが、自然な前傾なので違和感がない
・マフラーは純正ながらも良い音
悪いところ
・カスタマイズパーツが少ない
・純正のラバーステップは踏み込んだ際の感覚にかける
・レッドゾーンは低めなのでガチのSSのような回す乗り方はできない
足つき
身長166-170cmのライダーの約70%が CBR400Rの足つきが「かかとが浮く」と回答しています。
CBR400R オーナーの声
購入動機・用途・比較車種 | YouTubeなどのヤエー動画に憧れH30年に普通二輪免許を取得しました。また、同時期に最寄の店舗で展示されていたCBR250RR(MC51)のルックスに惚れ込み購入。1年近く楽しいバイク生活を送ってきましたが、当初は感じられた高回転型モデルのエンジンを回す楽しさが徐々にきつく感じ始めた事と高回転時の振動から今後予定している長距離ツーリングでは身体的に厳しいと判断し今回CBR400R(NC56)のグランプリレッドへと乗り換えました。 |
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長所・満足な点 | 前車に比べて、街中で使用する低中回転域でのトルクがアップしているため、まったり乗りたい私としては満足しています。車両重量が20kg近くアップしているため、非力な私には取り回しで苦労するかと思いましたが、足つきが良好なため乗車しながらのバックなども問題はなさそうです。 また、乗車姿勢が前モデルに比べて前傾になっているようですが、自然な前傾姿勢に感じるため、足腰が痛くなるような感覚は今のところありません。 あと、今回のモデルより新しく搭載されたアシストスリッパークラッチのお陰でとてもクラッチ操作が軽くなり、発進停止の多い街中では左手の疲労軽減につながりそうです。 |
短所・不満な点 | 前車が非常に豊富なパーツが市販されていたのに対して、CBR400Rはパーツの種類が少なく感じます。これからいろいろなパーツが出てきてくれるよう各メーカー様には頑張っていただきたいです! また、これは振動抑制の効果も兼ね備えているかと思いますが、気になる点として純正のラバーステップがあります。前車ではラバーがなかったため、ぐっと踏み込んだ際にしっかりと踏み込めている感覚がありましたが、ラバーがあるためその感覚があまり感じられません。曲がっている際にがっちりとしたホールド感が欲しい私としては、今後あまり気になるようであればステップ部分のみの交換を検討していきたいと思っています。 |
これから買う人へのアドバイス | 全くの素人コメントで大変恐縮ですが1シーズン乗った感想として、低中速域のトルクアップを非常に体感しました。多少雑な操作をしてしまってもエンストする心配をあまり感じないため、私のように運転技術が未熟でも安心して乗り回すことができると思います。 また、加速面については、これは個体差もあるかもしれませんが4,000回転付近で加速感が鈍る感覚が多少あります。その後はカタログスペックのように9,000回転付近まで非常にスムーズに伸びていきますので、追い越し時などには1速落としてパワーバンドを使ってあげることで上記のようなもったり感なく走ってくれます。 速さよりも安心感(安定感)も求めている方には入門用として十分おススメできる一台ではないかと思います。 |
購入動機・用途・比較車種 | クルマを手放すためリターンライダーに。フルモデルチェンジしたCBRに惚れ込み購入 |
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長所・満足な点 | 見た目!最高にカッコいいデザイン!ハンドル位置が下がった為スポーティな印象もUP。マフラーも騒音規制の新基準に合わせて純正ながらいい音をしている。出口が二本出し(片方はストレート管らしいのでちょっぴりうるさいくらい)でサイレンサーのデザインも素晴らしい。下手に社外に変えるよりもカッコいい。 アシスト&スリッパークラッチのおかげでクラッチが軽い!過剰なエンブレを軽減してくれるので運転もしやすい! 正直値段も高いが性能もかなり高い。 90万払うだけの価値はあるバイクだと思います |
短所・不満な点 | - |
これから買う人へのアドバイス | - |
購入動機・用途・比較車種 | 完全に見た目に惚れて。赤の単色を買うつもりで探していたのですが丁度、熊本の地震直後でまったく見当たらないため、ニンジャ400か大型取得してMT-07かに気持ちが揺らいでたところに展示してあったトリコロールを見つけ、あまりにきれいだったので即、購入となりました。 |
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長所・満足な点 | ちょっとアップ気味のセパハン。レーシーなスタイルにそのポジション?と言われてましたが絶妙に楽だし、ちょっと腰をひいてやる気を出してみたりと自由度の高さは40代のリターンライダーにおすすめ。特別秀でたところが無い代わりに、何でも出来るふところの深さは手探り中の初心者におすすめ。 乗れば気づく、長所だらけのバイクです。 |
短所・不満な点 | 荷かけフック的なものがあれば良かった。 それ以外にほんと不満が無かった。 もし海外版の500だったら、手放さず乗り続けたかも。 |
これから買う人へのアドバイス | よく二気筒であることで旧400RRと比べられたり、卑下されたりしますがもしそんな事で購入を悩んでる人がいるなら、いつ壊れるかわからん中古車より現在の道路事情や、レプリカブームの時代とは違うバイクとの付合い方も含めて私は現行車をおススメします。 400RRは当時憧れてましたし、250みたいに必死に回さなくても実際速いんですよね。でも修理はすべて自分で、という方ならそれこそ本当に好きなバイクをと言えるのですが無神経に思い出フィルターで美化された旧車を知らない人に勧めるのはなんだかな~と思うのですよ。 当時CBR、VTって女子供の乗るもので、走るなら2stしか認めんとか言われてた時期もありましたし、そのときの嫌な奴と同じこと言ってるような気がするんですよね。 だからもし購入をためらってる人がいるなら悩む必要なんてないですよと、選択は間違ってないですよと背中を押してあげたいですね。 現代のCBRはむちゃくちゃカッコいいです。街中も高速も長距離も余裕です。サーキットで速いバイクでは無いですけど、普段使いするには充分なスペックです。 |
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