2輪メーカーとして長い歴史を誇る「ホンダ」。2020年にラインナップされているホンダの車両には、脈々と受け継がれるスピリッツが宿っている。
日本のみならず、海外でも大ヒットを飛ばし累計生産台数1億台を超えた「スーパーカブ」。ハイスピード時代の幕開けを飾り、量産4気筒モデルとして世界をアッと驚かせた「CB750Four」。超軽量スーパースポーツとしてSS(スーパースポーツ)という言葉のきっかけとなった「CBR900RR」。
Webモーターサイクルショー会場では、そんなホンダスピリッツを受け継いだコンセプトモデル・市販予定モデル・最新ラインナップを交えてご紹介します。
目次
【コンセプトモデル】CB-Fコンセプト
CB-Fコンセプト(ワールドプレミア)
見つめ直したCBの価値を新世代のCBへ
2019年にCB生誕60周年の節目に、Hondaとして改めてCBの歴史を振り返り、"守り抜く事・変革する事"を徹底的に議論した結果生まれた一つの「提案」。
デザインモチーフは北米などのレースシーンでも活躍し、日本発のグローバルモデルとして「CB」を盤石なものとした「CB750F(輸出モデル:CB900F)」となっており、998cc直列4気筒エンジンと軽量高剛性な高張力鋼モノバックボーンフレームに、アルミ製の軽量片持ちスイングアーム「プロアーム」を装備する。
【市販予定車両・市販車両】CBRシリーズ
CBR900RRの誕生から連綿と受け継がれる「R」のスピリッツ。レーシングマインドを受け継ぎつつ、ユーザーが操りやすく楽しめる特性を目指して開発されてきた。
2020年に発売される「CBR1000RR-R」は、その路線から飛び立つようにレーシングコンセプトを一段と高めつつ開発。新たなSSの時代を切り開こうとしている。
CBR1000RR-R FIREBLADE・FIREBLADE SP
CBR1000RR-R FIREBLADE SP
CBR1000RR-R FIREBLADE
CBR650R
CBR400R
CBR250RR
■CBR250RRは新色のパールグレアホワイトが追加。(7月中旬発売予定)
【市販予定車両・市販車両】CBシリーズ
1959年に誕生した「ベンリィCB92スーパースポーツ」を祖にしたCBシリーズ。誕生から60周年を越えてなお、ホンダの中核ブランドとして世界中で愛されている。
ホンダの国内フラッグシップモデルとして長い歴史を誇るBIG ONEことCB1300SFは往年のカラーリングが新登場。またCBシリーズのネオクラシックモデルも充実。CB650Rにはモリワキのカスタマイズパーツを装着したモデルが発表された。
CB1300 SUPER FOUR・SP
CB400 SUPER FOUR
CB1100RS
CB1000R
CB650R
■CB650Rカスタマイズパーツ装着車
CB250R
【市販予定車両・市販車両】カブシリーズ
世界中で愛されるスーパーカブシリーズ。2020年の目玉はなんといっても、新時代によみがえったCT125・ハンターカブだろう。6月に発売されるニューモデルは往年のCTのデザインを踏襲しつつ、スーパーカブ C125をベースに大きく進化している。
また、CT125のカスタマイズパーツ装着車も発表されており、アンダーガードやカスタムサスペンションなど、さらにオフロードイメージを高めたものに仕上がっている。
CT125・ハンターカブ
■CT125カスタマイズパーツ装着車
スーパーカブC125
■C125は新色のパールシャイニングブラックが追加。(7月発売予定)
【市販予定車両・市販車両】その他国内モデル
CRF1100L Africa Twin・Adventure Sports
■CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES<s> 電子制御サスで前後サスペンションストロークを伸長し、オフロード走破性をより追求
■CRF1100L Africa Twin<s>スタンダードモデルに前後サスペンションストロークを伸長し、オフロード走破性をより追求
ADV150
Rebel 500
Rebel 250
■純正アクセサリー装着車のRebel 250 S Editionが発売
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