どうも!Webikeプラスさんで不定期にインプレ記事を書かせて頂いております。バイク好きの映画監督、ナカモトユウです。

突然ですが皆さん、カワサキW650というバイクはご存知ですか?

W650_20240228

1999年から2009年にかけて販売されたバーチカルツインエンジンを搭載したネオクラシックモデルの名車です。

今は手放してしまったのですが、僕は約10年ほどこちらのW650に乗っておりました。

そして当時、所有していた際に撮影したショートムービーがこちらになります。

W好きの方でしたら、観たことがあるかもしれませんね。かなり昔なので、画質も荒いしファッションもヘンテコですが、田舎に住んでいたバイク好きの若造の想いが感じられて今となっては気に入っております。

そんなW650が大好きで勝手にショートムービーを撮って宣伝をしていた僕がですね。新たなマシンを購入したのでご報告です。

 

この度、購入したのは…

 

カワサキW800(2014年クロームエディション)!!!

 

またWかい!!!

 

そうなんです。W650は数年前に手放してしまったのですが、どうしてもまたWが欲しくなり購入してしまったのです。

納車おめでとう俺!ローンの支払い頑張ろうな!

はい。ということで今回はカワサキW800のインプレになります。自腹で購入したバイクのインプレってもはやお前の個人ブログじゃないかと言われそうですが、何でもアリの無法者ライターとしてWebikeプラスに見参している僕ですので、今回も寛大な心で読み進めて下さい。一応、昔乗っていたW650との比較や、現行のMEGURO K3との違いなんかも真面目に書いておりますので、W800を購入検討中の方はかなり参考になるのでは無いかと思います。

カワサキW800とは!?

1999年に登場したカワサキW650は、大人気のバーチカルツインネオクラシックモデルだったのですが、惜しまれつつ2009年を最後に販売が終了してしまいます。しかし、それから2年後の2011年にインジェクション化&排気量アップでWが復活!それがW800でした。

その後、2016年にファイナルエディションの発売と共に一旦生産が終了したのですが、2020年にまたもや復活!ヘッドライトがLEDに変わったり、リアがディスクになったりと、現代的なモデファイがされたのですが、W650からのスタイリングは大きく変えず、現在でもネオクラシックモデルでは不動の人気を誇っております。

今回の記事では、2011〜2016年まで販売されたモデルを「初代W800」、2020年以降のモデルを「2代目W800」と呼称させていただきます。

そしてこの度、僕がローンで購入したのは初代W800の2014年モデル。現行モデルである2代目W800とかなり悩んだのですが、一番の理由は「今後、全てのWシリーズに乗ってみたい」という想いからでした!

そうなんです。W650を長年乗った僕にとって次に買うべきは、初代W800。そして初代W800を手放して次に買うモデルは、2代目W800だと思っているのです。そうすれば全ての平成・令和Wシリーズに乗れるというワケなんですよ!(※天才)

てなわけで、現行のW800のインプレを期待していた読者の皆様には本当に申し訳ございませんが、MEGURO K3(2代目W800と同じエンジン)との比較なんかも語っていきますので、是非最後まで読んでやって下さい!

エンジンの造形美に感動!クラシカルなスタイリングが美しい!

今回、またもやWを購入した理由の1つに「またあの美しいスタイリングのWに乗りたい!」という想いがありました。約10年間もW650に乗ったのに、もう一度乗りたくなったのは、あの造形美に惚れ込んだからです。メグロ、W1から脈々と続くカワサキのWシリーズの伝統を受け継ぐW800の造形は文句無しに美しいので、各パーツをご紹介しますね。

ちなみに2014年モデルのクロームエディションは、なんと日本全国で300台限定という超レアなモデル。名車W1〜W2SSをオマージュした60年代風なカラーリングが気に入って購入を決意しました。

超トルクフル!低回転が楽しいバイク!

それでは早速エンジンをかけてみましょう!W650時代にあったキックスターターは廃止され、始動方法はセルスターターのみになっております。少し寂しいですが、仕方無いですね。始動についてはインジェクションなので冬でも一発です。

走り出すと低速トルクの太さにビビります。全くエンストする気配が無くドンドン前に進んでいく力強さ。3000回転以下でシフトアップして全然OK。めちゃくちゃ乗りやすい。

というのも初代W800は2500回転で最大トルクが発生する「超低回転仕様」になっているのです。僕みたいに街乗りメインであまりエンジンを回さない人間にとってはピッタリなマシンですね。

スムーズに吹け上がるエンジンは、48馬力という最近の大型バイクの中では大人しい方ですが、高速道路での走行もパワー不足は感じません。高速時は、バイクの性能よりもライダーへの風圧の方がしんどいかなという印象です。

W650との比較!インジェクションはやっぱり便利!

ここからは約10年間W650を乗っていた僕が、初代W800との違いを徹底比較いたします。あまりにも細かな箇所を書き始めると1万字を越えそうなので、あくまで一部分だけになってしまうことをご勘弁下さい。

まずは、キャブレターからインジェクションになったことです。冬場に毎度チョークを引いて暖気をしながら走行する手間が無くなるのはかなり快適でした。ただ、エンジンがまだ暖まっていない段階だとオートチョーク機能でアイドリングが2000回転近くになってしまい、地味に運転しづらい場面も。

お次はハンドリングです。W650の場合はアップハンドル仕様も選べたのですが、W800に関してはローハンドル仕様のみ。アップハンドルに慣れている僕には、少しハンドリングが重く、スポーティな操作感でした。ちなみにハンドルのサイズはインチバーからミリバーに変更になっているので、汎用品が取り付けしやすくなっております。

エンジンのフィーリングに関して言うと、W650よりも低い回転数でサクサクとギアチェンジをしていく乗り方になっております。前述の通り、W650より初代W800の方が低回転で最大トルクが発生する仕様になっているためです。エンジンの回転具合も滑らかになっている気がしまして、言語化出来ないなんとなくの感覚ですが、味わい深さみたいなのは減ったかなと思います。ちなみに「650から800になって大きくパワーアップした!」という過度な期待はしない方がいいかもです。

他にもチェーンケースがメッキになっていたり、ミラーの接続部分にアダプターが着いていたりと、細かい部分がリッチになっておりました。W650から乗り換えてもちゃんと満足感が味わえるので、もしW650に10万キロ以上乗っていて乗り換えを検討している方がいらっしゃれば、また同じWですがW800を候補に入れても良いかもしれません。

MEGURO K3と比較!排気音は現行の方が…

お次は現行の2代目W800と比較していきましょう!

…と言いたい所なのですが、個人的にどうしてもMEGURO K3に乗ってみたかったので、今回は2代目W800と同じエンジンのMEGURO K3に乗ってきました。

まず、驚いたのはサイレンサーからの排気音です。カワサキがどんなトリックを使ったのか分かりませんが、騒音・排ガス規制が厳しいはずの現行モデルの方が排気音が力強いのです。しかも「比べてみるとたしかに…?」といったレベルでは無く、低音の力強さが全く違うと一瞬で分かるほどでした。

エンジンのフィーリングについては、2代目の方が少しだけ高回転型になった印象です。ただパワー不足は全く感じませんし、個人的には現行の方が回せる分、乗っていて楽しいかなと思います。

ハンドリングは、MEGURO K3のアップハンドルはかなり操作が楽チンでした。気楽な姿勢で乗りたい僕には、このアップハンドルの方が合っているかなと思いました。

かなりザックリですが、MEGURO K3との比較を語らせて頂きました。MEGURO K3の詳細な試乗インプレについては、また次回にでもこちらのWebikeプラスさんで語らせて頂こうと思います。

街乗りもツーリングも楽しい!いつでも安心して乗れる優しいオートバイ!

はい、ということで今回は僕が自腹で購入したカワサキW800(2014年モデル)についてインプレッションさせて頂きました。現行モデルのインプレでは無くて大変申し訳ございませんが、僕はWシリーズが本当に大好きでして、650RS W3も所有している程です。それぐらいこのスタイリング惚れ込んだ僕のWへの愛がこの記事で伝われば幸いです。

最後に宣伝になりますが、W800をご検討の方は是非、ウェビックバイク選びにて車両を検索してみて下さい。あなたにピッタリのWに出会えるはずですよ!

カワサキW800を動画でレビュー!

最後まで読んでくださりありがとうございました。詳細なインプレ動画をYouTubeにアップしておりますので、実際に走行している映像や排気音が気になる方は、是非チェックしてみて下さい!今後のカスタム計画なんかも語っておりますよ。ほいじゃまた!

W800(2014)主要諸元

・全長×全幅×全高:2180×790×1075mm
・ホイールベース:1465mm
・シート高:790mm
・車重:216kg
・エンジン:空冷4ストローク並列2気筒OHC4バルブ 773cc
・最高出力:48PS/6500rpm
・最大トルク:6.3㎏-m/2500rpm
・燃料タンク容量:14L
・変速機:5段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ドラム
・タイヤ:F=100/90-19、R=130/80-18

【インプレ】カワサキW800を購入!元W650オーナーが徹底比較レビュー!【2014年モデル】ギャラリーへ (18枚)

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