
ホンダからミドルロードスポーツ「CBR400R」の2024年モデルが発売される。昨年のミラノショーにて公開されたCBR500Rのスタイルを踏襲し、ウィングレットなどの新装備でスタイルを大きく変更。さらに5インチフルカラーTFTメーター、スマホ連携機能などにより利便性を高めた。
発売は2024年3月21日(木)、価格は86万3500円。従来からは2万2000円のアップとなる。
RR-R風ウイングでいっそうレーシーに!一気にスーパースポーツスタイルへ
2013年に発売されたCBR400Rは、「400X」などとも共有する399ccの水冷並列2気筒DOHCエンジンを搭載するロードスポーツモデル。2016年のモデルチェンジで大きくスタイルを変更し、LEDヘッドライトや「CBR1000RR」を思わせるスポーティーなフェアリングを備えた。更に2022年には倒立フォークを採用、フロントブレーキにラジアルマウントキャリパーを装備し、スイングアームの剛性強化、ホイールの軽量化も果たし、スポーツモデルとしての性格を強めていった。
今回登場する新型は、2023年秋に発表された海外向けモデル「CBR500R」の装備を踏襲する仕様となっており、外観は大きく変貌。フェアリング全体の再設計や、サイドカウルのダクトウィングが新たに採用されている。このダクトウィングはCBR1000RR-Rにも先んじて搭載された、高速走行時の性能を高める先端装備。この変更により、いっそうスーパースポーツスタイルを強めたといえるだろう。さらに機能面では、ホンダ セレクタブルトルクコントロールを新採用。走行時の安全性を高めるほか、メーターが5インチTFTデイスプレイへ変更。マルチファンクション機能を持つモニタにより、スマートフォン連携機能Honda RoadSyncの操作も簡単で、音楽再生やナビゲーションも操作が可能となった。
発売は2024年3月21日(木)、カラーバリエーションは「グランプリレッド」「マットバリスティックブラックメタリック」」の2色となり、価格はどちらも86万3500円。従来モデルからは2万2000円の値上げ。年間の販売台数は1,300台が予定されている。
スタイルを一新した2024年モデルのCBR400R。CBR1000RR-R譲りのダクトウィング、5インチTFTメーターなどを備え、装備・機能ともに強化された。
ディテールは別記事でも紹介!
CBR400R[2024]
発売日:2024年3月21日(木)
メーカー希望小売価格:¥863,500
グランプリレッド[新色]
マットバリスティックブラックメタリック[新色]
CBR400R[2024]マットバリスティックブラックメタリック
CBR400R[2024]主要諸元
・全長×全幅×全高:2,080×760×1,145mm
・ホイールベース:1,410mm
・シート高:785mm
・車重:191kg
・エンジン:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 399cc
・最高出力:46PS/9,000rpm
・最大トルク:3.9㎏-m/7,500rpm
・燃料タンク容量:17L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17M/C(58W)、R=160/60ZR17M/C(69W)
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