
ほぼすべての製品を新作しながら一級品の完成度を提供
2018年にデビューしたホンダCB1000Rは’21年に一部改良が施され、2代目へとモデルチェンジした。その変更点は主に外装のデザイン、そしてバイクとスマホを連動させるHSVCS(Honda Smartph-one Voice Control system)が搭載されたこと。パッと見はマイナーチェンジに見えるが、マジカルレーシング営業部の久保諭史さんに聞けば、「初期型と2代目CB1000Rで共通に使える当社製品はフロントフェンダーぐらい」だったという。
マジカルレーシングでは’18年の初代デビューと同時にCB1000R用カーボンパーツ群の開発をスタート。それらは同社の『ストリートボディワーク』(車種ごとにシリーズ化された製品群)の1モデルとして早速ラインナップされ、同年の大阪モーターサイクルショーでは製品群を装着したデモ車も披露した。そんな初代CB1000R向け製品群はオーナーの支持を集め、ディーラーからの注文も殺到したという。
当然この2代目用も……と期待の声も集まり、いざ開発に取りかかったところ、共通性がほとんどなく、ほぼすべてが新作となったという。先の久保さんの言葉はそんな苦労も滲むひと言だ。
「特に難しかったのはリアフェンダーの開発でした。スイングアームの造形があまりに複雑で。でも苦労の甲斐あって、美しいシルエットが完成しました」
マジカルレーシングの製品はすべて国産。熟練職人がひとつひとつ貼りこんでいく。カーボン目の破綻なく美しく仕上げてみせるのが、同社の自慢だ。加えて、素材自体が持つ軽量性、パーツごとに計算され尽くした剛性配分。さらにエアロパーツには整流、場所によっては巧みな導風で冷却効果も持たせるなど、機能面も充実。車種問わず多くのカスタムバイクに同社製品が装着されているのも、その信頼性への証左といえるだろう。
すべてを一度に交換してこのデモ車のように愛車のイメージを一新する。あるいはひとつずつパーツを買い足して、変化を楽しんでいく。カスタムの楽しみを広げる楽しみは、現行CB1000Rストリートボディワークにもたっぷりと詰まっているのだ。
Detailed Description 詳細説明
主なカスタム内容(HONDA CB1000R)
マジカルレーシング CB1000R(HONDA CB1000R)
取材協力:マジカルレーシング TEL072-977-2312 〒582-0023大阪府柏原市国分東条町4284-2
URL:https://www.magicalracing.co.jp
2023年 12月 29日
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