
どうも! Webikeプラスさんで好き放題に記事を書かせて頂いております。バイク好きの映画監督、ナカモトユウと申します。
今回はトライアンフのニューモデル発表パーティーに行って血の気が引く恐怖体験をしたので、試乗インプレと交えて語ろうと思います。良かったら最後まで読んでやって下さい。
目次
トライアンフニューモデル発表パーティに潜入してきた!
ある日、一通のメールが僕の元へ届いた。
「ニューモデル発表パーティーにご招待」差出人は…トライアンフモーターサイクルズジャパン!?
どうやら噂の普通自動二輪免許で乗れる400ccモデルの発表会のようだ。
カワサキ車ばかりのイメージの僕だけど、実はトライアンフ乗りでもあり、数年前からスクランブラー(空冷モデル)を所有している。映画「ジュラシック・ワールド」に登場したモデルと同型のあのバイクだ。
「これは行くしかねえ!」
トライアンフ乗りの僕としては実車をこの目で確かめたく、カメラを持って都内某所のパーティー会場へ!
バイクの発表会とは思えないオシャレな会場!
パーティ会場に到着。初公開予定の「スピード400」「スクランブラー400X」は、まだカバーがかけらてれおり見ることは出来ない様子。
ナカモト「うーん…発表会開始まで、まだ時間がある…ヒマだなァ…」
まだ車両の写真が撮れないので、カメラ片手に会場を徘徊する僕。すると、映画「アイアンマン」のトニー・スターク似のイケオジな男性が話しかけてくれた。
トニー「あれ?ナカモトさんですよね?」
ナカモト「あー、そうっすよ。こんちは〜」
どうやらトライアンフの関係者のようだ。
トニー「数年前からナカモトさんの動画は拝見させて頂いております」
ナカモト「へぇ。そうなんですか!暇人っすね〜」
数年前に僕がYouTubeに投稿していたボンネビルやスラクストンの動画を観てくださっていたらしい。
おそらくこの辺の動画だろう。
僕みたいな弱小チャンネルの動画をご存知とは…!かなりアンテナの感度が高いお方だ!なかなかやるじゃないの。おそらくマーケティングや広報やWeb系の方なのだろう。
トニー「本日、お会いできて光栄です」
ナカモト「あーそれはどうも。今度トライアンフのバイク貸してくださいよ!いいでしょ?」
トニー「もちろんです!」
ノリの良い人だなァ。…にしても、他の社員やスタッフさんは準備で動いているのに、この方はなぜか余裕を感じる。まさかサボっているのか?
ナカモト「ちなみにどこの部署の方なんですか?」
トニー「代表です」
ナカモト「ファ…!?」
だいひょう?ダイヒョーって何だ?代表か?代表って…え?しゃ、社長だよね?
社長「トライアンフモーターサイクルズジャパン代表の大貫陽介です」
ナカモト「ひゃああああアアアッッッ!!!(錯乱)」
なんとガチでトライアンフジャパンの社長さんだった。名前は存じていたのだが、お顔は知らなかったのでこんな事態に…!血の気が引いてパニクるナカモト。
ナカモト「すすす…すみません!大変失礼いたしました!!!」
しどろもどろでテンパりながら謝罪をしていると発表会が始まってしまった。
司会「では代表の大貫陽介からご挨拶です!」
先ほど目の前にいた社長が颯爽とステージに!
ガチでトニー・スタークじゃないか!!!
そして「スピード400」と「スクランブラー400X」が、ついにアンベール!
ここからやっと試乗インプレ!中型とは思えない高級感あるスタイリング!
恥ずかしくて発表会どころでは無かったのだが、ニューモデルの紹介は無事に終了し、お次は試乗会がスタート。1人30分程度という短い時間だが、つい先ほど発表されたばかりのモデルに乗れることに。スクランブラー好きの僕は、もちろん「スクランブラー400X」をチョイス!ここからやっと試乗インプレです。
早速、実車を近くで拝見してみる!
おぉ!高級感あってリッチな印象!これは予想を裏切られた!
正直に言うと、400ccの初心者向けエントリーモデルと思っていたので、各パーツは安っぽいのかな?と思っていたのだ。
エンジンは「TRエンジン」という398cc40馬力の新型エンジン。僕の大好きな映画「大脱走」に登場したトライアンフTR6(通称:トロフィー)などの、往年のTRシリーズをオマージュしたネーミングだ。トライアンフさん、なかなか粋な名前を付けてくるじゃないの。
個人的にはスクランブラーといえばアップマフラーの方が好みなのだが、こちらは玄人向けでは無く、幅広いユーザーに向けて販売予定のモデルだと思うので、コンセプトとしてはこっちの方が正しいのだろう。アップマフラーのスクランブラーは900ccや1200ccが既にあるもんね。
思ったより足つきは悪いのだが…むしろそれが良い!?
スタイリングは高級感あってイカしてる。グルーヴィ。では、乗り味はどんなもんだ?早速、またがってみよう。
おおっ!これは!?思ったよりも足つきが悪い!
身長173cmの僕でも両足の踵が地面に着かなかった。しかし、これは嬉しい裏切りでもある。というのもこれはトライアンフからのメッセージなのだ!
「初心者向けのバイクだと思ったか!?こいつはガチのスクランブラーなんだよ!」
そう、スクランブラー400Xは、街中ではモタード的な乗り方が出来て、未舗装路ではガチのオフロードバイクとしての乗れるモデルなのだ!
ふむふむ…なんだか最初の印象とかなり変わってきたぞ。ちなみに重量は軽めなので立ちごけする心配はそこまで無いと思うが、跨ったままバックしたりするのは大変そう。
トライアンフスクランブラー400Xに実際に乗ってみた!
それではエンジンを始動!歯切れの良いサウンドが響き渡る。
アクセルオン!おおっ!早い!さすが40馬力あるだけあって軽快な乗り味!
市街地では必要十分なパワー。ショートストロークなのでモタードバイクな印象。高速道路での試乗は出来なかったが、6速まであるし400ccでこれだけパワーがあれば十分じゃなかろうか。ハンドルがかなり広めなので、少ない力で操作できるのも好印象。
これってガチのオフロードバイクじゃないの!?
試乗ルートの関係上、未舗装路を走ることは出来なかったが、道路での段差では倒立フォークとモノサスが能力を発揮。これってガチのオフロードバイクとしても使えるモデルじゃないの?
現代のスクランブラーモデルって、これまでは「あくまでメインはオンロード。オフロードはおまけ程度に走れるよ」って印象だったのだが、こちらのスクランブラー400Xに関しては、ガチで林道アタックも出来そうなポテンシャルを感じた。広めのハンドルなので、車体を抑えつけるのも簡単そうだし、シート高が高めのポジションはオフロード走行しやすそう。
街乗り良し!林道ツーリング良し!セカンドバイクにも!
当初は「初心者向けの400ccモデル」だと思っていたが、これが見事に裏切られた。「セカンドバイクでオフロードバイクが欲しいな〜」って思っていた僕にもピッタリのモデルだったのだ。もちろん普通自動二輪免許しか所有していないライダーにもオススメなのだが、大型自動二輪免許を所有しているライダーにも自信を持ってオススメできるぞ。
「トライアンフに乗りたいけど400ccか…やっぱ大型の方が…」と思っているそこのあなた!いやいや!高級感あるし、あえてスクランブラー400X選ぶのは全然アリですよ!
900ccや1200ccの廉価版では無く、ちゃんと差別化されていて感動!今回の試乗で良い意味で裏切られました。
パーティがスタート!さすが海外メーカー!
そして無事に試乗会も終了。夜になり、ディーラーのお客さんやバイク系のインフルエンサーの方がいらしてパーティがスタート。国内メーカーではあまり見ない海外メーカーならではのお洒落なパーティイベント。
僕はぼっちだったので、タレント・女優の平嶋夏海さんや、モデルのカナイメグさんの写真を撮ったりしながら徘徊。お二人ともご協力ありがとうございました。
いや〜、いかがでしたか?最初は血の気が引く事件も起きましたが、最後は楽しく会場を後にしましたよ。
最後にこの場を借りて謝罪します。大貫社長、大変申し訳ございませんでした!
完。
動画で詳しくレビュー!
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました。今回の試乗インプレは近日中に動画にしてYouTubeにアップ予定です。もしこの記事を読んで僕に興味を持ってくださった方がいらっしゃいましたら、是非チャンネル登録もよろしくお願いします!
それでは今後もバイクイベント潜入レポートをしていきますので!応援よろしくお願いします!ほいじゃまた!
SCRAMBLER 400X(2024)主要諸元
・全長×全幅×全高:2115×900×1170mm
・ホイールベース:1420mm
・シート高:835mm
・車重:180kg
・エンジン:水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ 398cc
・最高出力:40PS/8000rpm
・最大トルク:38N.m/6500rpm
・燃料タンク容量:13L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=100/90R19、R=140/80R17
・価格:78万9000円
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