カワサキが北米で新型KLX230Sを正式発表した。国内では2023年10月のジャパンモビリティショーで初公開されていたが、アップデートの詳細が明らかになったので改めて解説したい。
エンジンはインテークを改良しトルク型に
アメリカで発表された2024年型KLX230Sは、ジャパンモビリティショーに展示された新型KLX230と同じ仕様との情報で、モデルチェンジの内容は日本で2024年に発売される新型とほぼ一致しているだろう。エンジンやシャーシからスタイルに至るまで全面的に改良されている。
空冷単気筒エンジンは吸気ポートを細めるとともにバルブ径を37→33mmに小径化している。さらにECUのセッティングを見直して、低中速域の出力特性を改善。また、外観から2次空気導入装置の改良やO2センサーの導入も確認できるので、令和2年排ガス規制に対応するはずだ。
スチールペリメターフレームはサブフレームを変更し、シート高は883mm(34.8インチ)→843mm(33.2インチ)に下げられている。新設計のツートンカラーのシートはフラットな形状になっており、よりスムーズなボディワークと相まってライダーの自由度を高めている。
また、リアには従来のスチール角パイプからアルミ製のスイングアームに変更され、2.6ポンド(約1.1kg)も軽量化されている。さらにリアのブレーキマスターシリンダーも変更されており、軽量化に貢献している。
新型KLX230S北米仕様 [KAWASAKI] 従来の北米仕様は「S」ではないハイシート仕様だったが、2024年型はSのみ用意。写真はバトルグレーだ。
新型KLX230国内仕様 [KAWASAKI] ジャパンモビリティショーに展示された新型は車名に「S」がつかない。国内ではハイシートとローシート「S」の2本立てになる!?
KLX230S国内仕様(2022年) [KAWASAKI] 日本では2020年型で885mmのシート高でデビューしたKLX230が2022年には同830mmの「S」に一本化された。
ABSは前後ともキャンセル可能に
新型KLX230Sは、従来から採用していたデュアルパーパスABSをアップデートし、ハンドル左側スイッチでオフロード走行時にフロントとリアの両方のABSをキャンセルできるようになった。バイクを再始動するとABSが有効のデフォルト設定に復帰するようになっている。
新型KLX230SのメーターはBluetooth(ブルートゥース)を導入しスマートフォンアプリと連携可能になっており、バッテリー電圧や走行ログなどをスマホでチェックできるだけでなく、電話やメールの着信をメーター画面で確認可能だ。
外観は、電球を採用していた従来型のヘッドライトかLEDに変更され大幅に小顔化されスタイリッシュに変貌。前後フェンダーやシュラウド、サイドカバーに至るまで外装類は全面刷新されKXシリーズのようなスポーティなイメージに生まれ変わっている。
日本での発売時期は現時点では不明だが、国内導入についてはカワサキモータースジャパンがアナウンス済み。価格は非ABS仕様が4999ドル(約74万円)で据え置きとなっており、日本でも2022年型の50万6000円付近の価格を期待。こちらも新情報が入り次第お届けしたい。
2024年型KLX230S北米仕様主要諸元
・全長×全幅×全高:2077×843×1137mm
・ホイールベース:1363mm
・シート高:843mm
・車重:131.9/132.9kg(ABS)
・エジンン:空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 233cc
・最高出力:未発表
・最大トルク:1.82kg-m/6400rpm
・燃料タンク容量:7.57L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=2.75×21、4.10×18
・価格:4999ドル(約72万円)/5299ドル(約78万円、ABS)
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低車高仕様のみはやめてくれ…
エキパイの処理はもうちょっとなんとかならんかったのか?
ステアケース乗ったら一発でエキパイ潰れるな。