
ホンダがスーパーカブC125の2024年型を3月28日に発売する模様だ。カブシリーズ最高グレードのC125は、初の値上げに踏み切るだろう。
初代C125とは異なるボスポラスブルーが登場!?
初代スーパーカブC100の60周年にデビューしたスーパーカブC125は、2018年から2022年まで初代イメージのパールニルタバブルーをラインナップしていた。これが2023年にはラインナップから外れ、2024年にはパールボスポラスブルーが新登場するだろう。
ボスポラスブルーは2024年型ADV160で初めて採用された新色で、ボスポラス海峡を由来にしたと思われるマリンイメージの色調。従来のニルタバブルーのような切れの良さはないが、落ち着いた高級感のある発色はむしろスーパーカブC100に近い印象で、人気になりそうだ。
また、ブルーと同様に2023年に廃盤になったパールネビュラレッドも2024年型で復活すると予想され、シート色が従来のグレーからブラウンに変更されるだろう。2023年に新登場したマットアクシスグレーは継続色となり、計3色のカラーバリエーションになると思われる。
予想価格は、ホンダの横型125ccエンジンを採用するクラシックウイングシリーズで初の44万円を超える45万1000円。スペックは変更はないと思われるが、型式が従来のJA58→JA71に改められるとの情報で、コストアップに繋がる変更があるのかも知れない。
スーパーカブC125 [予想CG] 2024年型ADV160で初採用されたパールボスポラスブルーにしてみたが、ニルタバブルーとは違う雰囲気が新鮮だ。予想価格は45万1000円だ。
こちらは、2022年に登場したパールネビュラレッドで2024年型ではシートがブラウンに変更されるだろう。
こちらは、2023年に登場したマットアクシスグレーメタリックで2024年も継続販売されるだろう。
タイでは2024年型として新色のプレステージクラッシーブルーが用意されたが日本には導入されないだろう。
スーパーカブC125は2021年にエンジンを新作
スーパーカブC125の現行型は、2021年9月にモデルチェンジされたもの。新作エンジンを採用し、ロングストロークで圧縮比を高めることで最高出力が向上。令和2年排ガス規制にも対応している。従来は非装備だったABSを標準装備し、44万円で発売されている。
スーパーカブC125 [HONDA] 写真の2022年モデルでエンジンが新作となりABSを標準装備した。
2024年型スーパーカブC125国内仕様主要諸元(予想)
・全長×全幅×全高:1915×720×1000mm
・ホイールベース:1245mm
・シート高:780mm
・車重:110kg
・エジンン:空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 123cc
・最高出力:9.8PS/7500rpm
・最大トルク:1.0㎏-m/6250rpm
・燃料タンク容量:3.7L
・変速機:4段リターン※停車時のみロータリー
・ブレーキ:F=ディスク、R=ドラム
・タイヤ:F=70/90-17、R=80/90-17
・価格:45万1000円(予想)
この記事にいいねする