どうも。皆さん、はじめまして!ナカモトユウと申します。
普段は映画監督をしているのですが、昔からバイクが好きでして、YouTubeにバイクの動画や、自分のブログにバイクネタで記事を書いていたところ、ひょんな縁からこちらのWebikeプラスさんで記事を書かせて頂けることになりました!
ちなみに愛車はカワサキKZ1000、W3、W800、ヤマハSR400などのクラシカルなモデルが多いです。Webikeプラスさんでは、旧車やネオクラシック系をメインに、試乗インプレやバイク用品のレビュー記事を書いていこうと思っておりますので、皆さんよろしくお願いします!
ナカモトフィルム
https://nakamotofilm.com/
さて、今回は第1発目!
うーむ、どんな記事を書こうか…。気合が入ります。
バイク好きの映画監督としてのプライドもあります。
他のライターでは書けないような、僕オリジナルの尖ったコンセントで記事を書こうと思います。
まずは市場調査だな…。えーっと…「大型バイクの人気ランキングTOP20」ふむふむ…ウェビックさん、こんなランキングも作っているのね…。
1位は…「カワサキZ900RS」か…。
はい!ということで今回はZ900RSの試乗インプレに決定!!!!!
目次
カワサキZを愛するライダーが徹底インプレ!
脳みそ1ミリも使ってないじゃんとツッコまれそうですが、実はカワサキZ900RSは発表当初から気になっていたバイクなのです。カワサキKZ1000(1977年モデル)を所有している僕にとっては、最新モデルのZがどうなっているかは是非とも体験したいところ。ちなみにZ1にも乗ったことがありますので、丸Zの乗り味については分かっている方だと思います。
さて、今回試乗するのはこちらのタイガーカラーのZ900RS。自腹でレンタルしたので、かなり辛口でレビューしていきますよ。
往年のZをイメージしたデザインが渋い!
数年前、ストリートファイター的なZ900をベースに、70年代のZをイメージしたネオクラシックモデルが発売されるという噂を聞いた時は正直、懐疑的でした。というのもZ900はかなり現代的なデザインをしていたので、どういうスタイルになるか想像が出来なかったんですよね。
さて実際にZ900RSの実車を見てみると…。
これは!シンプルにカッコイイ!カワサキのデザイナーチーム、天才じゃないっすか!あの往年のZをイメージしつつ、現代的なスタイリングに落とし込んでいるのが上手い!感心しながら車体を見ておりました。
これはランキング1位になるなと納得。それぐらい欲しくなるモデルです。テールは短めでエンジンの辺りにギュッと要素が凝縮していてマッチョに見えるバランスも好み。あと現代のバイクなのですが、各パーツが尖って無くて丸っぽさがあるので、なんだかレトロで優しい雰囲気もあるんですよね。
カワサキのデザイナーさん、マジすげぇ…!今度インタビューしに行きたいぐらいです。
これが最新のZ!あまりのパワーにぶったまげる!
さて!それでは早速エンジンをかけてみましょう!
キュルル…。ブゥン…!
おお!もっと大人しめなのかと思っていましたが、かなり迫力のあるサウンドです!
では実際に走り出してみましょう。
これは…超速えええ!!!
当たり前なのですが、僕の所有している70年代のバイクとは全く別物です!軽く回すと1速でも一瞬で時速60kmほど出てしまうようなトンデモパワー!ここしばらく旧車ばかりに乗っていた僕にとってはおっかなビックリなマシンでした。
しかし、しばらく乗っているとそんなハイパワーなエンジンも慣れてきて実に快適に。街乗りだとぶっちゃけパワーを持て余している感はありますが、長距離ツーリングだと疲れにくそうです。
長距離ツーリングに行けるネイキッド!
お次はせっかくなので往復100km程度のプチツーリングに。街乗りだと3速ぐらいまでしかギアが使えず乗りづらい感も否めなかったのですが、高速道路だと本領を発揮します!気持ちよく吹け上がるエンジンは時速100km巡航でも超快適。追い越し時も全く問題無しで素晴らしいです。
ネイキッドバイクなのに長距離ツーリングも楽しいなんて最高じゃないですか。僕のガレージは旧車ばかりのラインナップですが、こういう最新モデルも1台は欲しいな、と心底思いました。
70年代のZとの違いは!?
僕の乗った経験のあるZ1やKZ1000との違いを語ってみましょう。正直言うと全く別物のバイクといっても過言では無いのですが、せっかくなので少しだけ比較させて下さい。
まずは足つき性がビビるぐらい違います。Z900RSの方が足つきが良いです。そして取り回しも楽ちん。旧車Zの方は鉄の塊といった印象なのですが、Z900RSはバランスが良いのか扱いやすい。僕のような非力な人間でも取り回していてストレスが無いです。
また、乗り味に関しても全く違います。Z1も十分速いのですがブレーキなど各パーツを最新の社外品に変えないと、正直飛ばすのは怖いかなという印象だったのでした。しかしZ900RSは最新モデルだけあってそういった怖さがありません。「いくら飛ばしても大丈夫」という事では決して無いのですが、高速時の「安心感」が旧車Zと全く違うのです。
もっと例えるとZ1やZK1000は、まだゼファーに近い印象だったのですが、Z900RSはもう全く別のモデルです。旧車Zも現行Zも、どちらも素晴らしいモデルなのですが、ある程度アクセル回して乗りたい人や長距離ツーリングをメインで使いたい方はZ900RSの方がオススメといった感想です。
クラシカルな雰囲気を漂わせた最先端スポーツバイク!
はい!というわけで今回はカワサキZ900RSをインプレしてみました!旧車Zのスタイルを踏襲しつつ、中身は最先端のスポーツバイクという両方の良いところを合体させた素晴らしいネオクラシックモデルでした!148万円でこんなクオリティの高いバイクに乗れるなんて最高ですよ!カワサキさん、本当にありがとうございます!
動画で詳しくレビュー!
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました。今回の試乗インプレは近日中に動画にしてYouTubeにアップ予定です。もしこの記事を読んで僕に興味を持ってくださった方がいらっしゃいましたら、是非チャンネル登録もよろしくお願いします!
それでは、不定期になってしまいますが、今後もWebikeプラスさんに登場しますので応援よろしくお願いします!ほいじゃまた!
Z900RS(2024)主要諸元
・全長×全幅×全高:2100×865×1150mm
・ホイールベース:1470mm
・シート高:800mm
・車重:216kg
・エンジン:水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 948cc
・最高出力:111PS/8500rpm
・最大トルク:10.0㎏-m/6500rpm
・燃料タンク容量:17L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=デュアルディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17M/C (58W)、R=180/55ZR17M/C (73W)
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