【第5位】倒立&Wディスクで商品性アップ ホンダ「400X/CBR400R(’22~)」

1898台

400XとCBR400Rは、2022年のモデルチェンジでフロントフォークが正立から倒立式へグレードアップし、フロントブレーキはダブルディスクへ強化されている。またCBR400Rはブレーキキャリパーもラジアルマウント化されスポーツ性能に磨きをかけている。それぞれ2024年型は大幅なモデルチェンジが予定されている。

【第4位】新世代の並列4気筒 カワサキ「ニンジャZX-4R SE/ZX-4RR KRTエディション(’23)」

2302台

2022年に生産終了したCB400シリーズに代わってカワサキが7月15日に発売したのがZX-4Rシリーズ。ラムエア過圧時には80PSを発揮する77PSの並列4気筒エンジンを採用し、レーサーレプリカ全盛期を遥かに上回るパワーに注目が集まった。RRには、リアにハイグレードなBFRC-liteサスを採用してセッティング範囲を広げている。

Ninja ZX-4RR KRT EDITION01

【第3位】2気筒モデルも健在 カワサキ「ニンジャ400/KRTエディション/Z400(’22~)」

2905台

3位には並列2気筒エンジンのニンジャ400/Z400がランクイン。2022年モデルで令和2年排ガス規制に対応したが、48PS/10,000rpmの最高出力はZX-4Rに次ぐパワー。ニンジャ250と共通コンポーネントでABSやLED灯火、アシスト&スリッパークラッチを採用する。2024年は欧州で発表されたニンジャ500、Z500と共通のスタイル変更を受けると思われる。

カワサキZ400|2024年モデル

【第2位】久しぶりの400ccクルーザーが人気 カワサキ「エリミネーター/SE(’23)」

4016台

1990年前後に125ccクラスから大型までラインナップされたカワサキのパフォーマンスクルーザーが400ccクラスに復活した。ニンジャ400系の並列2気筒エンジンを独自のフレームに搭載し、ロー&ロングのフォルムを生み出した。SEは、ビキニカウルを装着するとともに、国産車初のドライブレコーダーを標準装備している。

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【第1位】新勢力に負けず2年連続ベスセラー達成 ホンダ「GB350/S(’23)」

5065台

モデルチェンジ前のGB350/Sが1143台で6位に入ったのに加え、2023年型GB350/Sが5065台のセールスで1位を獲得。合わせると6208台で2022年に続きGB350/Sが圧勝した。販売台数は2022年の半分ほどに落としているが、排ガス規制に対応した2023年型の発売は7月と下半期になったため、販売期間が短かったことも影響しているだろう。

【ギャラリー】2023年ベストセラーの10位から1位を見る (13枚)

情報提供元 [ 二輪車新聞「2024年新年特別号」 ]

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