バイク業界の最新情報を発信する二輪車新聞から、2023年の排気量別販売台数(推計)ランキングが発表された! バイクブームが沈静化する中、定番モデルが人気を集めたのか、はたまた意外なモデルが食い込んだのか、販売台数から人気をチェックしてみよう。今回は「251cc~400cc」(小型二輪の普通免許クラス)カテゴリーTOP10のモデルを紹介していきたい。

情報提供元 [ 二輪車新聞「2024年新年特別号」 ]

【第10位】昨年に続きランクイン ロイヤルエンフィールド「クラシック350」

473台

昨年は573台で7位を獲得したクラシック350は10位。世界最古のバイクメーカーであるロイヤルエンフィールドの象徴的モデル・クラシック350は往時のスタイリングをそのままに新型へモデルチェンジ。そのルーツは1948年にまでさかのぼることができ、ビンテージモデルらしいシングルシートや大型フェンダーが独特だ。

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【第9位】クルーザータイプの人気も健在 ロイヤルエンフィールド「メテオ350」

474台

昨年は557台で8位を獲得したメテオ350は9位。クルーザーらしい低いシルエットとオーソドックスなデザインを持ちつつ、新設計の349ccの空油冷単気筒エンジンを搭載。ABSやスマートフォン連携システムは標準装備している。国内発売は2022年からだが、ミドルクルーザーのラインナップが少ない今、高い人気を集めている。

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【第8位】最後のランクイン ホンダ「CB400スーパーフォア/CB400スーパーボルドール(’17~)」

644台

2022年10月で生産終了したCB400シリーズが最後のランクイン。最終年となった2022年の販売台数は4536台で、2021年の2826台から約1700台増加し、これが最後の出荷分だ。1992年から30年続いたホンダの並列4気筒モデルで普通二輪免許の試験車両に採用されたモデルだが、今後は400Xが教習車仕様をリリースするという情報もある。

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【第7位】WGP60周年記念車も登場 ヤマハ「YZF-R3(’22~)/MT-03(’23)」

935台

YZF-RシリーズのYZF-R3は、排気量250ccのYZF-R25とほぼ同一サイズながらワンランク上のパワーが魅力のモデル。2022年に令和2年排ガス規制に対応し、WGP参戦60周年記念車も発売。一方、MT-03は2023年に排ガス規制に対応し、クイックシフターが初めてオプションとしてアクセサリー設定された。

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【第6位】初代GB350最後の出荷分 ホンダ「GB350/S(’21~)」

1143台

2022年に1万2197台でベストセラーに輝いたGB350/Sは、2023年型が7月に発売されているが、こちらは初期型の最期の販売分。2021年のデビュー後にオーダーが殺到し、「総受注が9000台程度で全台納車は2022年10月までかかる見通し」と言われていたGB350/Sは、2022年夏からの増産体制でトップとなり、この1123台は余波と言えるものだ。

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