
バイク業界の最新情報を発信する二輪車新聞から2023年の排気量別販売台数(推計)ランキングが発表された! バイクブームが沈静化する中定番モデルが人気を集めたのか、はたまた意外なモデルが食い込んだのか、販売台数から人気をチェックしてみよう。今回は「126cc~250cc」(軽二輪)カテゴリーTOP10のモデルを紹介していきたい。
情報提供元 [ 二輪車新聞「2024年新年特別号」 ]
目次
【第10位】新世代ビッグスクーター ヤマハ「XMAX ABS('21~)」
1480台
2018年に国内デビューしたXMAXは、従来のマジェスティに代わるヤマハの新世代スクーターで、欧州で支持されていたXMAXを日本に導入したもの。今回ランクインしたのは2021年に平成28年排ガス規制に対応したモデルだが、初代と内容に変わりはない。現行型は2024年型でフルモデルチェンジし10月に新発売。2画面メーターで使い勝手が向上している。
【第9位】スズキ待望の未舗装路対応250cc スズキ「Vストローム250SX('23)」
1647台
8月24日に発売されたばかりのブランニューモデルの「Vストローム250SX」が早速ランクイン。従来の並列2気筒エンジン搭載のVストローム250と併売で、油冷単気筒の軽量版がデビュー。フロントには19インチホイールを採用して林道程度の未舗装路にも対応した。なお、2気筒版は’17~が1266台、’23が1154台で実質5位に相当する計2420台の販売を記録している。
【第8位】2眼ヘッドライトにイメチェン ホンダ「フォルツァ('22~)」
1830台
2022年12月に発売された新型フォルツァは8位。ヤマハのXMAXに対抗するビッグスクーターで、フォルツァは電動スクリーンやカウルマウントのバックミラーなどラグジュアリーな装備が特徴。新型は、日本でかつて販売されていたフォルツァと同様に2眼ヘッドライトに変更してイメージチェンジしている。
【第7位】ヤマハのベーシックスポーツ ヤマハ「MT-25/YZF-R25ABS('22~)」
2140台
35PSを発揮する水冷並列2気筒249ccエンジンを搭載するヤマハのベーシックスポーツモデルのMT-25とYZF-R25は、同じエンジンとシャーシをベースにネイキッドとフルカウルの異なるコンセプトに仕上げたモデル。それぞれ2022年に令和2年排ガス規制に対応し、2023年モデルはカラーチェンジを実施している。
【第6位】改良を加え42PSにパワーアップ ホンダ「CBR250RR('23)」
2396台
2017年にクラス初の電子制御スロットルなどを採用してライバルを圧倒したCBR250RRが、エンジンのシリンダーヘッド、カムシャフトなどを改良して1PSアップの42PS/13500rpmを発揮。空力性能向上のためにサイドカウルにウイングレットを内蔵し、外観的にも高い戦闘力を感じさせるものとなった。
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