Webikeプラスでは2023年も多くの新車スクープを掲載してきたが、年末の締めくくりに当たり外れを振り返る反省会を実施したい。ぜひご笑覧を!

【〇】メグロS1はKLX230系のエンジンでメグロ100周年にデビュー

2021年3月にデビューしたメグロK3に続き、メグロの250ccを初めて予想したのは2021年5月のこと。それから2年以上が経過し、2023年10月のジャパンモビリティショーで排気量232ccと思われるメグロS1が世界初公開されたのは既報の通りだ。

令和第2のメグロが250ccクラスに登場することを言い当てたことは今年のスクープ大賞に値するだろう。加えて、2023年8月にはメグロ100周年となる2024年のデビューやKLX230のエンジンが排ガス規制に対応し、メグロに搭載されることも予想していたが、それも現実となった。

ただし、W230のデビューは予想外で、単気筒エンジンのWシリーズをメグロに移行する流れと予想していたことはハズレに終わった。カワサキは12月にインドで新型W175/W175ストリートを発表しており、単気筒Wは今後もグローバルで継続すると思われる。

【〇】祝Ninja40周年! 記念モデルはトップガンカラーのNinja 1000SXだった

2022年11月のミラノショーで映画「トップガンマーヴェリック」の撮影で実際に使われたGPZ900Rが公開された。展示セットには「PREPARE FOR TAKE-OFF(離陸準備完了)」と記されており、GPZ900Rの復活を示唆しているのでは? と話題になった。

そして、1年後のミラノショーで公開されたのは、Ninja 1000SX 40thアニバーサリーエディションだったのは周知の通り。レッド×ブラックのカラーを纏ったNinja 1000SXは見事にトップガンカラーを再現しており、PREPARE FOR TAKE-OFFへの答えを示したのだ。

ちなみにこんな「Ninja」40周年モデルもあり!?

【△】新型CBR1000RR-Rのウイングレットが大幅に変更

2020年にデビューしたCBR1000RR-Rが5年目にして大幅なモデルチェンジを実施した。この情報についてもWebikeプラスではキャッチしており、2022年12月から報じている。当初はモデルチェンジの内容が不明確でとにかくSBKで勝てるマシンになるだろうと予想していた。

内容が具体的になったのは2023年7月で、ウイングレットの大型化やエンジン&シャーシの全面改良を予想した。記事では「中間域のパワー増強」としたが、実際にギア比と1次減速比のショート化され、加速力が増強。ウイングレットも予想通りコの字型に変更された。

【△】新型CB1000ホーネットはエンジンを更新

CB1000Rの後継として、またCB750ホーネットの上級版としてCB1000ホーネットが出ることは、Webikeプラスでも度々スクープしてきた。2022年12月には新型CB1000Rがストリートファイターに回帰すると予想したが、後にCB1000ホーネットのネーミングが判明した。

具体的な内容では、エンジンがCB1000Rの2004年型CBR1000RRベースから2017年型CBR1000RRベースに変更されると予想し結果的に正解。ただし、実際のフレームはスチールツインスパーでプロアームは廃止。横2眼のヘッドライトなどは予想と異なっていた。

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