
ホンダがミラノショーで発表した新型CBR500RをCBR400Rとして国内発売することはアナウンス済み。ここでは発売時期やカラーリング、日本でのコンセプトなどを予想したい。
新しいヘッドライトはより広い配光を実現
2024年にCBR400Rがモデルチェンジして国内で発売される。11月のミラノショーで発表された海外の新型CBR500Rに準じた内容になる模様で、全面刷新された外装がCBR400Rにも導入されるだろう。何と言っても注目は、アッパーカウル左右に装着されたダクトウイングだ。
その名の通り、ダクトの中に羽状のウイングレットを設置したメカニズムで、尖ったウイングが露出していない分他のライダー等への危険性を無くし、さらにダウンフォースなどの効果が得られるもの。2020年のCBR1000RR-R譲りの装備が新型CBR400Rに受け継がれるだろう。
CBR400Rのコンセプトは、「Modarn Racing Art “Racing style for everyday use”」となる模様で、日常のライディングとレーシングスタイルを両立させることに主眼が置かれている。スタイルは燃料タンク以外は刷新され、従来型と比べシャープでスポーティな印象となる。
装備では、5インチTFTカラーディスプレイを採用し、国内のスマホボイスコントロールアプリにも対応するだろう。新しいヘッドライトは配光を広げ、バンク時の配光特性も向上していると思われる。カラーリングはレッドとブラックの2色で予想発売時期は3月下旬だ。
新型CBR500R欧州仕様 [HONDA] 2013年の初代から4世代目にあたる大幅変更を受けた。日本では399ccのCBR400Rが発売されることが確定している。
国内CBR400Rのカラーバリエーションはグランプリレッドと写真のマットバリスティックブラックメタリックの2色が用意される見込み。写真はCBR500R欧州仕様。
CBR400R [HONDA] 倒立フォークとWディスクを採用した現行型のCBR400R。新型はエンジン&シャーシは踏襲されるがタンク以外の外装は全て新しくなっている。
2023年型CBR400R国内仕様主要諸元(参考)
・全長×全幅×全高:2080×760×1145mm
・ホイールベース:1410mm
・シート高:785mm
・車重:192【191】kg
・エジンン:水冷4ストローク並列2筒DOHC4バルブ 399【471】cc
・最高出力:46【47.6】PS/9000【8600】rpm
・最大トルク:3.9【4.38】㎏-m/7500【6500】rpm
・燃料タンク容量:17【17.1】L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17、R=160/60ZR17
※【 】は2024年型CBR500R欧州仕様
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