ホンダはミドルクラスのスーパースポーツ「CBR600RR」の新モデルを発売する。従来モデルにクイックシフターを追加し、IMUやリアショックを改良。カラーバリエーションは新たにマットブラックが追加され、全2色となる。

発売は2024年2月15日(木)、価格は157万3000円から。


【CBR600RR】“AWAKEN THE RACE”
https://www.youtube.com/watch?v=q8RAvD7aINQ

クイックシフター搭載で実質値下げ!? IMUは6軸に強化、足つきも改良

2003年発売の大型SS「CBR600RR」は、CBR1000RRのスタイリングをミドルクラスに落とし込んだレーシーなモデル。度重なるモデルチェンジの中で、当時の最新レースシーンの技術をフィードバックしながら進化を続けてきたが、2014年のモデルチェンジを最後に一旦販売を終了。ところが2020年、スタイリングや装備を一新して復活を果たした。599ccの水冷並列4気筒DOHCエンジンは121PS/14,000rpmを発揮し、5軸IMU搭載による車体制御、ライドバイワイヤの採用などで戦闘力を向上。さらにカウルにはウイングレットを備え、GPマシンさながらのスタイルも獲得している。

そんなCBR600RRだが、最新型は今年の鈴鹿8耐での展示、および11月に欧州で正式発表され、日本への導入が待ち望まれていた。新型ではスタイリングこそ大きくは変更されていないが、クイックシフターを標準装備することでシフトアップ/ダウン操作をスムーズ化。さらに従来5軸だった車体制御システムのIMUを6軸に強化、車体の角度、加速度を正確に検出し、ABSやHSTC(ホンダ セレクタブル トルク コントロール)との組み合わせにより、操作性能の向上を遂げている。車体装備では、排気系のデバイス、サスペンションの軽量化により重量が1.0kg軽減。またリアショックはプリロード調整範囲を変更し、シート高を最大10mm低くすることも可能になった。このため従来から足つきも向上。なお、サイドスタンドの形状も改良されている。

そんな新型CBR600RRだが、発売は2024年2月15日(木)。カラーバリエーションは一部グラフィックが変更された、レッドベースのトリコロール「グランプリレッド」に加え、マットブラックの「マットバリスティックブラックメタリック」が登場し、全2色のラインナップだ。価格はカラーによって異なり、マットバリスティックブラックメタリックが157万3000円、グランプリレッドが160万6000円。グランプリレッドは従来から価格変更がないどころか、ブラックではむしろ3万3000円の価格ダウンとなった。年間販売台数は1500台が予定されている。

CBR600RR(2024)

発売日:2024年2月15日(木)
メーカー希望小売価格:¥1,573,000~

グランプリレッド【新色】

20231222_cbr600rr2231222-cbr600rr_004H_resulte

マットバリスティックブラックメタリック【新色】

20231222_cbr600rr2231222-cbr600rr_003H_resulte

CBR600RR(2024)主要諸元

・全長×全幅×全高:2,030×685×1,140mm
・ホイールベース:1,370mm
・シート高:820mm
・車重:193kg
・エンジン:水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 599cc
・最高出力:121PS/14,250rpm
・最大トルク:6.4kg-m/11,500rpm
・燃料タンク容量:18L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17、R=180/55ZR17
・価格:157万3000円~

ギャラリーへ (9枚)

この記事にいいねする


コメントを残す

ホンダ CBR600RRの価格情報

ホンダ CBR600RR

ホンダ CBR600RR

新車 34

価格種別

中古車 51

本体

価格帯 157.3~163.9万円

159.24万円

諸費用

価格帯 4.53~4.9万円

5.62万円

本体価格

諸費用

本体

105.51万円

価格帯 71.3~181.5万円

諸費用

7.75万円

価格帯 ―万円


乗り出し価格

価格帯 161.83~168.8万円

164.86万円

新車を探す

乗り出し価格


乗り出し価格

113.27万円

価格帯 79.9~152.88万円

中古車を探す

!価格は全国平均値(税込)です。

新車・中古車を探す