
ウェビックコミュニティのMyバイクより、実際に乗っている・乗っていたオーナーの声を基に様々なバイクを紹介する「オーナーレビューまとめ」。
今回は、カワサキ「エリミネーター」についてオーナーの生の声をお届けします!
目次
ぶっちゃけカワサキ「エリミネーター」ってこういうバイク!!
2023年、約16年ぶりに復活することになったエリミネーター。そもそもの話をするとこのエリミネーターブランドは1980年代に登場。一時期は900、750、400、250とさまざまな排気量バリエーションを展開する人気ブランドでしたが、2007年のエリミネーター250Vを最後に生産終了。令和の世になって久方ぶりにエリミネーターの名前を冠したモデルが登場したというわけです。
ちなみにエリミネーターとは、英語の「eliminate(排除)」からきており、そのマシンのキャラクターはクルーザーかアメリカンのようなロー&ロングなフォルムでありながら、エンジンには高回転型のスポーツエンジンを搭載すること。クルーザー系のモデルはどちらかというとゆったりクルージングするようなキャラクターが多いですが、エリミネーターはキビキビとした運動性能がウリとなっています。
新型エリミネーターが搭載するのは、ニンジャ400ベースの水冷398ccの並列2気筒エンジンでレッドゾーンは12,000回転から。新型も十分エリミネーターの名前がふさわしいスポーティなモデルになっています。車体に関しても、ロー&ロングなスタイルはいかにもエリミネーター。このフォルムは、30°も寝かせたフロントフォークによるところが大きく、フロント18インチ、リヤ16インチのファットタイヤによる迫力もなかなかです。
細部の造形にもこだわっており、テールランプはかつてのエリミネーターを知るライダーには懐かしい横型のデザインを採用。また新型エリミネーターには、スタンダードと上級仕様のSE(スペシャルエディション)が用意され、SEにはビキニカウルやフォークブーツ、スペシャルシートを装備するほか、二輪車としては初となる“GPS付きのドライブレコーダー”を装備しています。
Webikeユーザーはエリミネーターをどう感じている?
ELIMINATOR
新車平均本体価格:79.03万円
中古車本体価格:──
口コミ件数:5件
※データは2023年12月22日現在
オーナー平均満足度は5点満点中で3.95(評価人数:112人)
特筆すべきは、走り・ルックス・とりまわしの評価が4点を超えていることでしょう。なかでも走りとルックスは満点に近く、多くのユーザーが満足しているポイントのようです。
一方、最も低い評価となったのは積載性で、「ノーマルのままでは書類を積載する場所すら選ぶ」との声も。荷物をたくさん積みたい場合は、サイドバッグやパニアなどの装着が必要そうです。
エリミネーターのざっくりまとめ
よいところ
・下道ではパワー不足を感じる事もなく、乗りやすい
・アシストクラッチさくさく
・足付きの良さ
・かっこよすぎる
悪いところ
・400ccの割にロングな車体
・車載性能の無さ
・ボルト類含めて全体をブラックでまとめてほしかった
・ステップバーにライディングパンツの裾が引っかかる
エリミネーターオーナーの声
ここでは数ある口コミの中でも特に印象的だった声を紹介します。
購入動機・用途・比較車種 | VTR250から乗り換え。 晴れの日の快適通勤快速号として頑張ってもらいます。 もちろんツーリングにも。 |
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長所・満足な点 | クルーザー3割、ネイキッド7割のライポジなので、なんせ楽です。シートも動きを邪魔しない程度にふかふか。トルクも十分にあるので加速でモヤモヤすることも狂人でなければ無いでしょう。 見た目もロングなのに間延びしない、ネイキッド寄りのもので◎。 |
短所・不満な点 | 積載性は書類以外積めないレベル。なんなら書類も積載場所を選びます。クルーザーだしバッグありきなので仕方ないんですが…。 音は良くも悪くも優等生なもの。個人的には無性にマフラーを換えたくなる音。 靴にもよりますが、ステップが大きめでゴムも柔らかいので少し引っかかりやすいかも。 |
購入動機・用途・比較車種 | 高速を使ったツーリングがしたく購入 カワサキの900RSが欲しかったが田舎の為、新車購入には隣県まで行かなくてはならないので断念しました。 |
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長所・満足な点 | 軽くて足つきが良いのでとりまわしが楽です。 高速道路での走行でも不満のない元気な走りができますが走行風がきつく80~90km/hが快適範囲かな。 デザインは好きですね |
短所・不満な点 | ワインディングを調子に乗って走ると、直ぐにステップを擦りますけどしょうがないですよね タンク容量がちょっと少ないと思います(走行距離250kmを目安に給油) |
購入動機・用途・比較車種 | 奥様専用の増車です。 足付きの良いバイクしか選択肢が無いのと、レブルの試乗でフィーリングがイマイチだったためエリミネーターは「渡りに船」的な存在でした。 大阪で発表されて次の日に予約。 |
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長所・満足な点 | ワイルドな外観はお気に入りらしい。 しかし、エンジンガードが無いので乗車はしばらく先になりそうです。慣らしを請け負った自分の感想としては、車体が軽く感じることと元気のいいエンジン、巡行時は回転数が高いので頻繁にシフトチェンジしなくても何とかなってしまう。クラッチレバーの操作が軽くてノロノロ走行の時は助かる。 |
短所・不満な点 | 150cmの妻にはノーマルシートでもツンツン状態なので、せっかくSE専用ツートンシートもプレーンなローシートに交換せざるを得ない。また、ハンドルが遠く感じる。ニーグリップ感が少ないためかハンドルにしがみついてしまいがち、停止時足を出すときにステップのゴムが、ライディングパンツに引っ掛かりコケそうになる。二気筒の割に燃費が良くない。艶消し塗装のマフラーは気を遣う。雨天走行後の洗車はなかなかに大変。今どきのバイクはみんなそうなのか、ヘッドライトが明るくない |
これから買う人へのアドバイス | 良く回るエンジンだけにペースアップしがちですが バンク角が少ないので峠道をペース良く走るにはリーンインを意識する事と 振動多めなので、グリップは手を添える感じを意識することかな。 |
エリミネーターのライバルをチェックする
エリミネーターを語る上で欠かせないのが低めに設定された735mmのシート高でしょう。この数値はカワサキの500cc以下のラインナップの中では最も低くなっています。
ちなみに同じロー&ロングなスタイリングでシート高が低めなモデルとして真っ先に思い浮かぶのはホンダのレブル250/500でしょう。こちらはシート高690mmとさらに低いですが、エリミネーターの純正アクセサリーとして用意されているローシートを使えば、ノーマル比マイナス20mmでシート高が715mmとなり、レブルとの差は25mmまで埋まります。
ちなみにこのローシートは税込み2万2000円で、さらにプラス30mm座面をアップさせることで、膝の曲がりが緩やかになったり、よりスポーツ走行がしやすくなるハイシートも同額設定となっています。
それでは、ライバルの口コミが気になる方は、コチラもチェックしてみましょう!
※オーナー平均満足度や口コミ数は2023年12月22日現在です。
HONDA レブル 250
オーナー平均満足度:3.93(評価人数:714人)
新車平均本体価格:60.66万円
中古車平均本体価格:55.12万円
口コミ件数:40件
HONDA レブル 500
オーナー平均満足度:3.91(評価人数:84人)
新車平均本体価格:83.6万円
中古車平均本体価格:67.55万円
口コミ件数:12件
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