
カワサキモータースは、メガツアラー「Ninja H2 SX SE」のカラーチェンジを発表した。新色はメタリックディアブロブラックをメインとしたグラフィックとなる。
発売は2024年1月20日(土)、価格は306万9000円だ。
Ninja H2 SXに似たシックなカラーを新採用 価格は1万1000円アップ
Ninja H2 SX SEは2018年に登場した大型ツアラーで、スポーツモデルの「Ninja H2」のツアラーバリエーション「Ninja H2 SX」に、さらに装備の強化を加えた上位モデルだ。エンジンはNinja H2譲りのスーパーチャージャーを搭載した並列4気筒998cc、ラムエア加圧時には154kW(210PS)/11,000rpmを発揮するハイパワーを発揮。更にボッシュ製レーダーシステム「ARAS(アドバンスト・ライダー・アシスタンス・システム)」を装備するほか、アクティブクルーズコントロールや死角検知機能などの最新電子制御機能、ライダーサポートアプリケーション「SPIN」対応、カワサキ初のエマージェンシーストップシグナルなどを備え、ツーリング時の快適性とスポーツ性の両立を狙っている。また、2023年のモデルチェンジでは新たに「AHB(オートハイビーム)」システムを採用しており、これはカメラセンサーにより前方の車両や街灯などの明るさを検知、自動的にハイビームをオンオフさせる機能だ。また、SEのみ搭載される電子制御サスペンション「KECS(カワサキエレクトロニックコントロールサスペンション)」、SHOWA製「スカイフック式EERA(電子制御ライドアジャスト)テクノロジー」も継続採用されており、タイヤの接地感を高いレベルで体感できる。
そんなNinja H2 SX SEだが、今回発表された新型では装備を変更せず、ニューカラーの採用にとどまった。新色では「エメラルドブレイズドグリーン×メタリックディアブロブラック」が登場。現行のNinja H2 SXや、往年のZX-14Rを彷彿とさせるサイドカウルのエッジを強調したグラフィックだ。またペイントの一部には、自己修復機能を備えるハイリーデュラブルペイントも使用されている。
発売は2024年1月20日(土)、価格は306万9000円となり、従来からは1万1000円の価格アップとなる。
Ninja H2 SX SE[カワサキ]2023年のモデルチェンジで装備を強化した、カワサキのフラッグシップツアラーだ。
欧州モデルに続き搭載された「AHB」は、巡行時はハイビームを保ち、進行方向の光源を感知すると自動的にロービームへの切り替えを行う機能だ。
Ninja H2 SX SE(2024)
発売日:2024年1月20日(土)
メーカー希望小売価格:¥3,069,000
エメラルドブレイズドグリーン×メタリックディアブロブラック(GN1)【新色】
Ninja H2 SX SE(2024)主要諸元
・全長×全幅×全高:2,175mm×790mm×1,260mm
・軸間距離:1,480mm
・シート高:820mm
・装備重量:266kg
・エンジン:水冷4ストローク並列4気筒/DOHC4バルブ 998cc
・最高出力:147kW(200PS)/11,000rpm【ラムエア加圧時:154kW(210PS)/11,000rpm】
・最大トルク:137N・m(14.0kgf・m)/8,500rpm
・燃料タンク容量:19.0L
・変速機形式:常時噛合式6段リターン
・ブレーキ形式(F/R):F=デュアルディスク 320mm (外径)・/R=シングルディスク 250mm (外径)
・タイヤサイズ(F/R):F=120/70ZR17M/C (58W) / R=190/55ZR17M/C (75W)
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