【海外】PG-1がベトナムでも発表、最高出力は9PS、価格は約18万円

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オレンジとグリーンが追加

ヤマハの新型PG-1がベトナムでも登場した。基本構成は変わらないが、タイの4色に対してベトナム仕様は6色展開とカラーバリエーションを増やしており、オレンジとグリーンが追加された。また、ベトナム仕様はタイのブラックとは異なりメッキリムになっている。

タイ仕様では公開されなかったPG-1の最高出力は6.6kW（9PS）/7000rpmなので、CT125ハンターカブの9.1PS/6250rpmと互角。一方、最大トルクは0.96kg-m/5500rpmとなり1.1kgｰm/4750rpmのハンターカブの方が余裕がありそう。8PS、0.9kg-mのクロスカブに近いスペックだ。

PG-1はユーロ3相当の排ガス規制対応モデルとの情報なので、現状日本へ導入される予定はないという。だが、要望が大きければXSR125などと同じように規制対応した上で導入されるかも知れない。ホンダ以外の選択肢の登場に期待したい。

PG-1ベトナム仕様 [YAMAHA] ヤマハが新たにリリースしたアンダーボーンのレジャーバイク。レトロ系のデザインを融合しており実用だけではなく趣味にも使えるコンセプトだ。

丸型のテールライトはXSR125に似たデザイン。前後ホイールはCT125ハンターカブの17インチよりも小径の16インチを採用。タンデムシートがあるのも特徴だ。

燃料タンクはシート下に設置される。容量は5.1Lなので、CT125の5.3Lよりも少ない。

モデルの身長は不明だが、シート高は795mmで大半のベトナム人でも足がつくとされる。

ベトナム仕様はメッキタイプのリムを採用。フロントブレーキはディスクだがABSは非装備。

タイヤはブロックパターン。リアショックの上部にプリロードアジャスターを装備する。

シートは前後別体でタンデムシートは着脱可能。シートアレンジの自由度が高い。

ワイドなアップハンドルで快適なだけでなくスタンディングポジションにも対応する。

メーターは160km/hスケール。アナログなギアポジションインジケーターが味がある。

丸型ヘッドライト&テールライトでレトロなイメージを演出する。

舗装路から未舗装路へと踏み出すシーンでプロモーションしている。

タイではアパレルも同時にリリースしてファッション性もアピールしている。

ヤマハPG-1ベトナム仕様主要諸元

・全長×全幅×全高：1980×805×1050mm
・ホイールベース：1280mm
・シート高：795mm
・車重：107kg
・エンジン：空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ113.7cc
・最高出力：6.6kW（9PS）/7000rpm
・最大トルク：0.96kg-m/5500rpm
・燃料タンク容量：5.1L
・変速機：4段
・ブレーキ：F＝ディスク、R＝ドラム
・タイヤ：F＝90/100-16、R＝90/100-16
・価格：3043万7000ドン（約18万円）

カラーバリエーションは、手前からオレンジ、モスグリーン、ブラック、サンドブラウン、ブルー、イエローの6色を用意する。

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