
ヤマハ発動機から、フロント2輪の「TRICITY 300(トリシティ300)」の新モデルが発表された。2020年の発売以来初めてとなるマイナーチェンジにより、エンジンを排ガス規制に適合させたほか、新色「グレーイッシュブルー」「マットベージュ」「マットグレー」が登場した。
発売は2023年12月15日(金)、価格は104万5000円。
YAMAHA TRICITY300 With Smart life
https://www.youtube.com/watch?v=_8DZ2W86rQQ
125&155のカラーを新投入!ファミリーでイメージ統一
フロント2輪で高い安定性を発揮する「LMW(リーニングマルチホイール)」。その中でも日常生活に密着した、125cc~300ccの小・中排気量帯にラインナップされているのが「トリシティ」シリーズだ。トリシティ300はその最大排気量モデルで、シリーズでは一番遅い2020年に発売。水冷単気筒292ccのエンジンは29PS/7250rpmを発揮し、LMW特有のグリップ感や走破性、バランスのとりやすさから、高い運動性能を備えている。また、シリーズで初めてスタンディングアシストシステムを採用しており、フロントホイールのリーン(傾き)をロックすることが可能。停車時に車体が自立するため、立ちごけの心配も少ない。
そんなトリシティ300が、今回の新型で初めてのマイナーチェンジを受けた。主要な変更点はエンジンの排ガス規制適合、そしてカラーバリエーションの変更で、装備、スペック面の変更はない。カラーは新たに新色として、アーバンスタイルの「グレーイッシュブルー」、アウトドアシーンに似合う「マットベージュ」が登場。これはどちらもトリシティ125、トリシティ155で採用されているカラーであり、トリシティファミリーとしての一体感を強めた。また、従来からのブラックベースの「マットグレー」も一部グラフィックが変更。通勤通学でも違和感なく使える万能感を演出する。
発売は2023年12月15日(金)、価格は全色104万5000円で、従来からは8万8000円の値上がり。年間販売台数は200台が計画されている。
TRICITY 300 ABS(2024)
発売日:2023年12月15日(金)
メーカー希望小売価格:¥1,045,000
ダークグレーイッシュブルーソリッドB(グレーイッシュブルー)【新色】
ダークグレーイッシュブルーソリッドB(グレーイッシュブルー)
マットイエローイッシュグレーソリッド1(マットベージュ)【新色】
マットグレーメタリック6(マットグレー)【新色】
TRICITY 300 ABS(2024)主要諸元
・全長×全幅×全高:2,250×815×1,470mm
・ホイールベース:1,595mm
・シート高:795mm
・車重:237kg
・エンジン:水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ 292cc
・最高出力:29PS/7250rpm
・最大トルク:3.0kg-m/5750rpm
・燃料タンク容量:13L
・変速機:Vベルト式無段変速
・ブレーキ:F=ディスク×2、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70-14、R=140/70-14
・価格:104万5000円
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