
ヤマハ発動機から大型ストリートファイター「MT-10」「MT-10SP」の2024年モデルが発表された。今回の変更点はMT-10への新色追加で、シアンカラーのホイールが新鮮な「ダークグレー」が登場。SPの追加色は発表されなかった。
発売は2024年1月12日(金)、全国のYSPおよびアドバンスディーラーで取り扱われる。
2024 Yamaha MT-10: The Darkest Energy(海外)
https://www.youtube.com/watch?v=nYr7cvQ0EOg
目次
ローコントラストの落ち着いたグラフィックが登場 ブルー、グレーは継続
2017年から発売されている大型ストリートファイター「MT-10 ABS」は、125ccから各排気量にラインナップされているMTシリーズの最大排気量モデル。YZF-R1が搭載する排気量998ccの水冷並列4気筒エンジンをベースとして採用、出力特性などを調整し、パワフルな加速性能やコントローラビリティをフューチャーするMTシリーズらしいパワーユニットを持つ。2022年に発表された現行モデルでは、フロントマスクのデザインが大きく刷新されたほか、6軸IMUを新採用し、「バンク角も反映したトラクションコントロールシステム」「旋回性をサポートするSCS(スライドコントロールシステム)」「前輪の浮き上がり傾向時にライダーの運転操作を支援するLIF(リフトコントロールシステム)」といった各種制御により、一層性能を強化している。また上級バリエーションとなる「MT-10 SP ABS」では、スタンダードの装備に加えてオーリンス製サスペンション、専用カウルといった特別装備を備え、スペシャルグラフィックを採用している。
今回発表された2024年モデルは、装備、諸元は変わらず、新色が追加。MT-10にシアンのホイールとダークグレーのツートーンとなる「ダークブルーイッシュグレーメタリック8」が新登場した。ローコントラストで落ち着いたスタイルながら、シアンのアクセントが鮮やかなグラフィックだ。従来のカラーからはマットダークグレー「マットダークグレーメタリック6」、ブルー「ディープパープリッシュブルーメタリックC」が継続したものの、「パステルダークグレー」はラインナップを終了。全3色のラインナップとなった。またMT-10SPは変更を受けなかった。
MT-10、MT-10 SPともに発売は2024年1月12日(金)。価格は変更なく、MT-10が192万5000円、MT-10 SPが218万9000円となる。なお、どちらもYSPおよびアドバンスディーラーのみ取り扱われる「ヤマハモーターサイクル エクスクルーシブモデル」に設定されており、販売店は限られるため注意が必要だ。
MT-10 ABS(2024)
発売日:2024年1月12日(金)
メーカー希望小売価格:¥1,925,000
ダークブルーイッシュグレーメタリック8(ダークグレー)【新色】
ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)【継続】
マットダークグレーメタリック6(マットダークグレー)【継続】
MT-10 SP ABS(2024)
発売日:2024年1月12日(金)
メーカー希望小売価格:¥2,18,9000
ブルーイッシュホワイトメタリック2(シルバー)【継続】
MT-10 ABS(2024)主要諸元
・全長×全幅×全高:2,100×800×1,165mm
・ホイールベース:1,405mm
・シート高:835mm
・車重:212【214】kg
・エンジン:水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 997cc
・最高出力:122kW(166PS)/11,500rpm
・最大トルク:112Nm(11.4kgf)/9,000rpm
・燃料タンク容量:17L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ダブルディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17M/C、R=190/55ZR17M/C
・価格:192万5000円【218万9000円】
※【】内はYZF-R1M ABS
情報提供元 [ ヤマハ発動機 ]
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