
ヤマハ発動機からスーパースポーツ「YZF-R1」「YZF-R1M」の2024年モデルが発表された。今回の変更点はカラーリングのみで、ベースカラーはそのままグラフィックを更新。販売価格も継続する。
発売は2024年1月12日(金)、全国のYSPおよびアドバンスディーラーで取り扱われる。
2024 Yamaha R-Series: Designed to Thrill(海外)
https://www.youtube.com/watch?v=M--dL82i_NU
目次
ヤマハのレースイメージを牽引するブルーとブラックがベースに
1998年から販売されている大型スーパースポーツ「YZF-R1 ABS」は、25年もの間ヤマハのフラッグシップモデルとして活躍しているモデルだ。国内への正規販売が途絶えた時期もあったが、現行モデルでは2020年のフルモデルチェンジを機に復活。排気量997ccの水冷4気筒DOHCクロスプレーンエンジンを搭載、出力は200PS/13,500rpmを発揮する。LCS(ローンチコントロールシステム)をはじめとした最高峰の電子制御、MotoGPマシンからフィードバックを受けて改良されたフェアリング、多機能なフルカラー4.2インチTFT液晶メーターなどを備え、現在のレースシーンでも活躍している。また、よりハイレベルな装備を持つ最上位バリエーションとなるのが「YZF-R1M ABS」で、こちらはスタンダードモデルの装備に加え、オーリンズ製電子制御サスペンション、ドライカーボン製アッパーカウル、テールカウルを備えている。
今回発表された新型では、装備、諸元は変わらず、新色が追加されたのみ。YZF-R1Mには、ブラックとブルーをベースとし、従来からロゴグラフィックやアルミタンクのペイントを変更した「ブラックメタリックX」が登場。YZF-R1もベースカラーは変わらず、レースイメージのブルーを基調とする「ディープパープリッシュブルーメタリックC」と、精悍なブラックを基調とする「ブラックメタリックX」が登場した。こちらもロゴグラフィックなどが更新されている。
YZF-R1M、YZF-R1ともに発売は2024年1月12日(金)。価格は変更なく、YZF-R1Mが319万円、YZF-R1が236万5000円となる。なお、どちらもYSPおよびアドバンスディーラーのみ取り扱われる「ヤマハモーターサイクル エクスクルーシブモデル」に設定されており、販売店は限られるため注意が必要だ。
YZF-R1M ABS(2024)
発売日:2024年1月12日(金)
メーカー希望小売価格:¥3,190,000
ブラックメタリックX(カーボン)【新色】
YZF-R1 ABS(2024)
発売日:2024年1月12日(金)
メーカー希望小売価格:¥2,365,000
ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)【新色】
ブラックメタリックX(ブラック)【新色】
YZF-R1 ABS(2024)主要諸元
・全長×全幅×全高:2,055×690×1,165mm
・ホイールベース:1,405mm
・シート高:650【855】mm
・車重:202【203】kg
・エンジン:水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 997cc
・最高出力:147kW(200PS)/13,500rpm
・最大トルク:113Nm(11.5kgf)/11,500rpm
・燃料タンク容量:17L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ダブルディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17M/C、R=200/55ZR17M/C【F=120/70ZR17M/C、R=190/55ZR17M/C】
・価格:236万5000円【319万円】
※【】内はYZF-R1M ABS
情報提供元 [ ヤマハ発動機 ]
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