ホンダがインドでCB350(日本ではGB350)派生機種と思われるモデルの予告をSNSなどで開始した。動画や写真にチラリと映った姿からその姿を予測してみたい。

分割シートやディープフェンダー、フォークカバーなど豪華仕様

新型GB350派生機種と思われる予告SNSは、現在のところ10秒の動画や写真が複数投稿されている。マシンの全体像は分からないが、ところどころ映されるディテールから方向性が垣間見れる感じだ。そこでまず分かるのはロケットカウル付きではないこと。

フロントフェンダーを映す場面で反射しているが、ヘッドライトとウインカーが通常の位置にあるのが分かる。となると、GB400TTマーク2のようなロケットカウルにはならないだろう。また、フロントフェンダーはサイドにステーを2本追加して支持されており大型化している。

シートは前後分割タイプでグラブバーも装備。さらにエンジンガードやフォークカバーも装着されているように見えることから、豪華かつツアラー的なコンセプトになっていそうだ。インドでは同様のカスタム仕様が用意されており、完成度を高めて正式ラインナップ化すると予測できる。

GB350派生機種は日本でも2024年春以降に発売されると予想されるが、これが日本にも導入されるのか、もしくは他にも派生機種があるのか!? 続報に注目だ。


CB350 COMFORT CUSTOM [HONDA] 分割シートやエンジンガードを装着しているところが新型GB350派生機種に似ている。フェンダーも延長されており方向性は一致か。

ロイヤルエンフィールドは350ccだけで4機種をリリース

インドのロイヤルエンフィールドは、9月1日に新型モデルの「ブリット350」を発表。同社が90年の間ラインナップを続けた代表的シリーズが復活したのだ。ブリットシリーズは「ブリット500」が2015年までラインナップされていたものの、その後生産を終了していた。

エンジンは現行ラインナップの350ccOHC空冷シングル「Jシリーズ」を採用し、「クラシック350」「メテオ350」「ハンター350」に続く4つ目のモデルとして発表。クラシック350と似たスタイルだが、伝統の「ブリット」のネーミングが光る。日本への導入もアナウンスされているモデルだ。


CLASSIC 350 [ROYAL ENFIELD] 1948年のモデルG2をデザインベースとしたレトロスタイルのモデル。シートと前後フェンダーがGB350派生機種に似ている。

【ギャラリー】GB350の派生モデルの詳細や関連機種の画像 (14枚)

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