
ホンダがミラノショーで新型NX500を発表した。欧州では従来CB500Xとして発売していたモデルの後継機で、日本でも400X改めNX400にモデルチェンジするだろう。
コンセプトは不変、NX=New X-over(ニュークロスオーバー)だ
CB500X(日本での400X)は、2013年にオンロードのCBR500R、CB500Fとともにデビューしたモデルで、当初は共通の前後17インチホイールを採用していた。コンセプトはクロスオーバーツアラーで、今回のNX500への改名に際しても根本がブレることはない。
新しいNX500は「デイリークロスオーバー」をデザインテーマとし、従来のCB500Xからスタイルを刷新。アドベンチャーのXL750トランザルプとは異なる都市的なイメージになっている。これに合わせて前後のキャストホイールも軽量化された新デザインを採用した。
新しいY字5本スポークホイールはフロントが800g、リア700g軽量化され、車両重量ではCB500Xからマイナス3kgの196kgを達成。エンジンは従来と同じ欧州のA2免許対応の35kW(47.6PS)のままだが、新たにトラクションコントロールを導入している。
メーターは従来のLCD液晶から5インチのTFTディスプレイに変更され、矢印ナビを表示するスマートフォンアプリとも連携。左ハンドルのバックライト付き4方向トグルスイッチで操作できるようになっている。日本ではNX400として2024年5月に発売されるだろう。
NX500 [HONDA] CB500Xからモデルチェンジした並列2気筒471ccエンジンを搭載するクロスオーバーツアラー。登場10年でNXという独自コンセプトを打ち出すことになった。
CB500X [HONDA] 2019年に前19インチホイールを採用しダートに対応。2022年フロントブレーキがWディスク化された。このスタイルはトランザルプに受け継がれている。
NX650ドミネーター(1988年) [HONDA] AX-1に次ぐホンダの都市型オフローダーでXL系の650cc単気筒を搭載。国内でも同年にNX125が発売された。このNXが復活したのだ。
2024年型NX500欧州仕様主要諸元
・全長×全幅×全高:2165【2155】×830×1415【1410】mm
・ホイールベース:1445mm
・シート高:830mm
・車重:196【199】kg
・エジンン:水冷4ストローク並列2筒DOHC4バルブ 471cc
・最高出力:47.6PS/8600rpm
・最大トルク:4.38㎏-m/6500rpm
・燃料タンク容量:17.5L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=110/80R19、R=160/60R17
※【 】は2022年型CB500X欧州仕様
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これはカッコいい。
うむ。
こーゆーのにこそEクラッチを付けて欲しいな
したら乗り換えるわ
レブルだってCLだって500やってんだから500xも頼むよ
コレにEクラッチ付けてくれ
そしたら乗り換えるわ