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YZF-R7(688cc)
オーナー:JIN9さん
ウェビックコミュニティに投稿されているMYバイクを毎週1台紹介するこのコーナー。今回紹介するモデルはヤマハ「YZF-R7」、オーナーは「JIN9」さんです。
YZF-R7は並列2気筒688ccのエンジンを搭載するスーパースポーツです。以前にはヤマハからこのクラスに並列4気筒の「YZF-R6」が海外向けにラインナップされていましたが、2017年に生産を終了。R7はその後釜を埋めるモデルとして2022年に登場しました。ところが、そのキャラクターはサーキットやレースで活躍していたR6とは異なる評価を受けています。
R7が採用する270度クランクの並列2気筒エンジンは、「MT-07」や「XSR700」「テネレ700」といったモデルで基本設計を共有するプラットフォームを持つ73PS/8750rpmを発揮するもの。車体もR6より軽量な車重(188kg)とシート高(835mm)に仕上げられており、カリカリのレーシングマシンだったR6に対し、そのキャッチフレーズ「“YOUR” Super Sport」の通り身近な道を、走る場所を選ばずスポーティーな走行を楽しめるキャラクターとなりました。
いくつものビッグバイクを乗り継いでYZF-R7を入手されたJIN9さんも、インプレッションの中で「リッターバイクのような派手なパワーや電子制御はありません」という点で、求める性能によっては物足りなさを感じるとコメント。しかし一方で「峠やワインディングで自制心をもって交通ルールを守って走れる方には最高のマシンだと思います」と、ハイパワーでレーシーなマシンとは違う雰囲気を高評価。初心者でもベテランでも、公道レベルで身近にスポーツライディングを楽しめるという、先鋭化するスーパースポーツの中では異色のモデルといえそうです。
<MYバイクコメントより>
■購入動機・用途・比較車種
2台目増車(2021/07)するも迷走・・・スズキ GSX-S1000→トライアンフ ボンネビルT214→ヤマハ YZF-R7(今ココ)
■長所
素直なハンドリングでライダーの言うことをよく聞いてくれます。私のように50代のライダーの方には満足できる性能だと思います。
■短所
純正の排気音が寂しすぎるところでしょうか?2気筒なので尚更です。現代において環境性能、騒音性能を考えればまあ致し方ないところではありますが・・・
■これから買う人へのアドバイス
所有するバイクに何を求めるかによっては満足できない方もおられるかもしれません。リッターバイクのような派手なパワーや電子制御はありませんのでそういうのに重きを置く方には買わないほうがいいです。峠やワインディングで自制心をもって交通ルールを守って走れる方には最高のマシンだと思います。
YZF-R7のユーザーレビューを確認
オーナー平均満足度3.71
評価人数: 174人
新車平均価格:113.65万円
中古車平均価格:132.33万円
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