欧州でバリエーションが次々に追加されているテネレ700に新たなモデルが登場した。今回はよりハードなオフロード走行に適した「Ténéré 700 Extreme(テネレ700エクストリーム)」で、シリーズ初のアップフェンダーを装備している。

サス+20mm、シート+20mmでシート高は910mmに

欧州でシリーズ5車種目となるテネレ700エクストリームが登場した。今回はオフロード性能に特化した仕様で、ロングストロークサスの採用で最も高い260mmの最低地上高を確保している。さらにシートも20mm厚みを増しており、シート高は910mmに達している。

ハイシートでより体重移動がしやすいようにしており、前後とも20mm拡大されたサスストロークでオフロードの走破性が向上。これにシリーズ初のアップフェンダーを採用することでオフロードスタイルとし、前側をカットした下側のフェンダーからの泥ハネを防ぐ。

また、テネレ700エクストリームならではの装備として、STDより200g軽量なチタン製フットレストが採用されており、表面積が35%拡大されたことによりコントロール性が向上。またブーツの底にかかる圧力を軽減しているので快適性もアップしている。

燃料タンク16Lに車重205kgのスペックからボディは基本的にSTDと同じと思われる。これにワールドレイドと同じロングストロークの前後サス、ラリーエディションと同じハイシートを組み合わせた仕様となる。日本での発売は他の仕様の例から可能性は低いだろう。

Ténéré 700 Extreme [YAMAHA] アップフェンダーでアドベンチャーというよりトレールモデルのようなスタイルに変貌。カラーバリエーションは写真のアイコンブルーのみだ。

テネレ700シリーズで最も高い最低地上高260mm、シート高910mmというエクストリームなサイズ。前後サスペンションはKYB製でフルアジャスタブルとなる。

アップフェンダーは前側のみをカバーしアンダーブラケットに固定される。アルミ製のラジエターコアガードも標準装備している。

表面積が35%拡大された、軽量でグリップ力の高いチタン製フットレストを採用。泥が詰まらないよう開口部も大きい。

前後一体型のシートは20mmパッドが追加され、よりフラットな形状としている。前後の体重移動がしやすくなりオフロードのコントロール性が高まっている。

テネレ700エクストリーム欧州仕様主要諸元

・全長×全幅×全高:2370×905×1490【1455】mm
・ホイールベース:1595mm
・シート高:910【875】mm
・車重:205kg
・エンジン:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 689cc
・最高出力:73.4PS/9000rpm
・最大トルク:6.93kg-m/6500rpm
・燃料タンク容量:16L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=90/90-21、R=150/70R18
※【 】は欧州STD

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