
ホンダが欧州で2024年新型アフリカツインシリーズを発表したばかりだが、日本での展開も予想したい。アドベンチャースポーツ(AS)は欧州と同様にフロント19インチ化されて据え置き価格で発売されるだろう。
ASは前ホイール小径化で足つき性向上に期待
2016年にデビューしたCRFアフリカツインは、オフロードの走破性を重視しフロントに21インチの大径ホイールを装着していた。これが、国内でもアドベンチャースポーツのみ2024年型で19インチに小径化され、オンロードでの快適性を高める変更を受けるだろう。
また、アッパーカウルを新しくしたスタイルでウインドプロテクションも向上するようだ。ラインナップは現行型同様に電子制御サスペンションのESとES+DCTの2種類で、カラーバリエーションはパールグレアホワイトのみとなりそうだ。
STDは、欧州では電子制御サスのES仕様が追加ラインナップされたが、日本では導入されない模様。そして、前ホイールを小径化したASとは反対に前後サスペンションストロークを伸長した<S>のみのラインナップになるだろう。
欧州仕様と同様に前後ホイールをチューブレス対応のスポークホイールに変更しチューブレスタイヤを装着、ASと同じアジャストウインドスクリーンを採用すると思われる。DCT仕様と2種類のラインナップでカラーリングはグランプリレッドのみとなりそうだ。

CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES DCT欧州仕様(2024年) [HONDA] 電子制御サスは標準装備で、DCT付きとなしが選択可能。写真のカラーリングはパールグレアホワイトだ。

写真はCRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES DCT欧州仕様。日本ではESが194万7000円、ES+DCTが205万7000円で従来型から据え置きで2023年3月に発売されるだろう。

CRF1100L Africa Twin DCT欧州仕様(2024年) [HONDA] STDはアッパーカウルだけでなくテールカウルも変更された。日本ではロングサスの<S>のみラインナップになりそうだ。

写真はCRF1100L Africa Twin DCT欧州仕様。日本はSTDが163万9000円、DCTが174万9000円で発売されるだろう。トランザルプのようなアルプスグラフィックが入る。
CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES/DCT欧州仕様主要諸元
・全長×全幅×全高:2305【2330】×960×1475【1485】mm
・ホイールベース:1550【1575】mm
・シート高:835/855【850/870】mm
・車重:243/253kg
【MT=231、DCT=242、ES MT:233、ES DCT:244kg】
・エンジン:水冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ 1084cc
・最高出力:102PS/7500rpm
・最大トルク:11.4kg-m/5500rpm
・燃料タンク容量:24.8【18.8】L
・変速機:6段リターン/6段DCT(電子式)
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=110/80R19【F=90/90-21】、R=150/70R18
※【 】はSTD
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