
カワサキがジャパンモビリティショーの出展概要を発表した。Ninja 7 Hybrid(ニンジャ7ハイブリッド)やNinja e-1(ニンジャe-1)に加え、5機種の世界初公開モデルも用意されている。
歴史車としてカワサキ250メグロSGも展示へ
カワサキが、10月28日から一般展示を開始するジャパンモビリティショー2023での出展概要を発表した。カワサキブースにワールドプレミア(世界初公開)モデル5機種に加え、ジャパンプレミア(日本初公開)モデルとして、世界初のストロングハイブリッドバイク「Ninja 7 Hybrid」とカワサキ初の電動バイク「Ninja e-1」を展示する。
さらに、企業合同ブースに開発中のバイク用水素エンジン(モックアップ)を展示することも決まっており、電動、ハイブリッド、水素の次世代モビリティが出そろうことになる。
他にも歴史車として、カワサキブースに「カワサキ250メグロSG」、「Ninja(GPZ900R)」、「ZXR400R」の展示も発表。メグロは、1924年(大正13年)に創業してから来年100周年、GPZ900Rは1984年のデビューから来年40周年になるのをお祝いすることが目的だろう。
果たして世界初公開の5機種は一体どんなモデルだろうか。噂のエストレヤの復活版となる新型250ccモデルがメグロ250として登場するかにも注目だ。

カワサキ250メグロSG [KAWASAKI] カワサキの名で最初にリリースされたメグロモデルは1964年の250SGだった。これが、後のエストレヤのデザインに繋がっている。

GPZ900R(1984年) [KAWASAKI] 元祖ニンジャがこちら。車名はGPZ900Rだが、北米仕様にはサイドカバーに「Ninja」のロゴマークがついた。

Ninja 7 Hybrid [KAWASAKI] 2022年の鈴鹿8耐やミラノショーで公開されたハイブリッドバイクがほぼそのままの姿で市販へ。欧州では1月にデリバリーされる予定だ。

Ninja e-1 [KAWASAKI] EVモーターサイクルとして日本でも7月に公開されたカワサキの電動バイク。外観は現行ニンジャ250、足まわりは旧ニンジャ250を活用している。
出展車両リスト
■カワサキモータースブース(東展示棟、東6ホール)
・ワールドプレミアモデル(5機種)
・「Ninja 7 Hybrid」(ジャパンプレミア)
・「Ninja e-1」(ジャパンプレミア)
・「TERYX KRX4 1000」(参考出品)
・「BIMOTA TESI H2 CARBON」(参考出品)
・「BIMOTA KB4」(市販モデル)
・「Ninja 1000SX」(市販モデル)
・「Z900RS Yellow Ball Edition」(市販モデル)
・「ELIMINATOR SE」(市販モデル)
・「カワサキ250メグロSG」(歴史車)
・「Ninja (GPZ900R)」(歴史車)
・「ZXR400R」(歴史車)
■モータースポーツエリア(東展示棟、東7ホール)
・Kawasaki Racing Team Suzuka 8H Ninja ZX-10R (2019年鈴鹿8耐優勝車両)
・Kawasaki Racing Team Ninja ZX-10R (2020年 スーパーバイク世界選手権6連覇車両)
・Monster Energy Kawasaki KX450 (2020年AMAスーパークロス選手権450SXクラス優勝車)
■Tokyo Future Tour(西展示棟)
・MULE PRO-FX 1000
・モーターサイクル用水素エンジン(モックアップ)
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