ホンダはスポーツツアラー「NT1100」に、新色を追加して発売する。新登場するのは深みのある「キャンディークロモスフィアレッド」で、従来の「グレーメタリック」は継続、「ブラックメタリック」はラインナップを終了し、計2色でのラインナップとなった。

発売は2023年11月24日(金)、価格は169万4000円で、従来から1万1000円の値上がりとなる。

アフリカツインのエンジンをオンロードに最適化させたビッグツアラー

2022年に発売されたNT1100は、CRF1100Lアフリカツインのエンジンとフレームをベースとして登場した。この水冷並列2気筒1088cc OHCエンジンの基本設計を共有するモデルとして、クルーザーの「レブル1100」、カフェスタイルのスポーツ「ホーク11」がラインナップしているが、NT1100はフルカウルのボディと前後17インチホイールの採用、アップライトなポジションといった、オンロードのツーリング性能を高めたスポーツツアラーとなる。

快適なツーリングのために、装備面ではDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を標準装備。各種走行シーンに合わせたライディングモード変更、クルーズコントロール機能も備え、5段階の高さ調整ができる大型ウインドスクリーンや、防風性に配慮したデザインのフェアリングなど備えており、最高出力102PS/7500rpmを発揮するパワフルなエンジンを快適に使いこなすことが可能だ。その性能は海外で高い人気を誇り、2023年の欧州で最も売れているツーリングバイクにもランクインしたという。

今回、発売が発表されたモデルの変更点はカラーチェンジのみで、先んじて欧州で発売されている「キャンディクロモスフィアレッド」が国内に新登場。従来からの「マットイリジウムグレーメタリック」は継続するが、「ガンメタルブラックメタリック」はラインナップを終了し、2024年度は2色での展開となる。

発売は2023年11月24日(金)、価格は169万4000円。従来からは1万1000円の値上がりとなった。年間販売計画台数は300台となる。

NT1100(2024)

発売日:2023年11月24日(金)
メーカー希望小売価格:¥1,694,000

キャンディークロモスフィアレッド【新色】

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マットイリジウムグレーメタリック【継続】

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NT1100(2024)主要諸元

・全長×全幅×全高:2,240×865×1,360mm
・ホイールベース:1,535mm
・シート高:820mm
・車重:248kg
・エンジン:水冷4ストロークOHC(ユニカム)4バルブ直列2気筒 1,082cc
・最高出力:102PS(75kW)/7,500rpm
・最大トルク:10.6kgf·m(104N·m)/6,250rpm
・燃料タンク容量:20.0L
・変速機:電子式6段変速(DCT)
・ブレーキ:F=油圧式ダブルディスク、R=油圧式ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17M/C(58W)、R=180/55ZR17M/C(73W)

情報提供元 [ HONDA ]

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ホンダ NT1100の価格情報

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