スズキがGSX-8Sケビン・シュワンツエディションをミラノショーで展示することを発表した。2023年の新型ネイキッドに突如登場した特別仕様でショーを盛り上げる。

5台の限定車でGPタイトル獲得30周年をお祝い

新開発の並列2気筒エンジンを搭載したネイキッドスポーツがGSX-S8。これにケビン・シュワンツ氏が1993年にWPG500クラスを制したRGV500Γのカラーリングを施した特別仕様車がイタリアで登場。わずか5台の限定車が9月に公開され、すでに完売している。

2023年はシュワンツ氏のタイトル獲得30周年となり、11月に開催されるミラノショーでもGSX-8Sケビン・シュワンツエディションが展示されることがスズキから発表された。当時のメインスポンサーだったラッキーストライクイメージのカラーは新鮮だ。

GSX-8S [SUZUKI] WPG黄金期と言われる1990年前後にスズキを代表するライダーだったのがケビン・シュワンツ氏。特別仕様車は1万1490ユーロ(約180万円)で発売された。

5台の特別仕様車には全てシュワンツ氏のサインが入れられる。優勝か転倒かと言われたレース運びは今でも多くのファンの記憶に残っている。

GSX-8Sケビン・シュワンツエディションは、9月3日にイタリア・トリノで開催された第2回AUTOLOOKWEEKでお披露目され、翌日から予約受付が開始された。

GSX-8S国内仕様主要諸元

・全長×全幅×全高:2115×775×1105mm
・ホイールベース:1465mm
・シート高:810mm
・車重:202kg
・エンジン:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 775cc
・最高出力:80PS/8500rpm
・最大トルク:7.7㎏-m/6800rpm
・燃料タンク容量:14L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17、R=180/55ZR17
・価格:106万7000円

SGX-8S [SUZUKI] ケビン・シュワンツ仕様は欧州でSTDの約40万円高で発売された。日本では106万円7000円で発売されている。

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コメント一覧
  1. シュワンツ大好き より:

    シュワンツ!
    ゼッケン34は俺っちのヒーローです
    脚もアップグレードして発売希望です

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