
ホンダレーシングが、全日本モトクロス選手権IA1クラスに電動モトクロッサーを実戦投入することを発表。トレイ・カナード選手を起用し優勝を狙うという。
第8戦の埼玉トヨペットCUPにスポット参戦
ホンダレーシングは、10月28~29日にオフロードヴィレッジ(埼玉県川越市)で開催される、「D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2023 第8戦 埼玉トヨペットCUP」のIA1クラスに、電動モトクロッサー「CR ELECTRIC PROTO(シーアール・エレクトリック・プロト)」を参戦させることを発表した。
ホンダでの電動バイクによる公式レース参戦は初の試みで、今回はホンダが開発したマシンを「Team HRC(チームHRC)」としてスポット参戦する。ライダーには、2010年のAMAプロモトクロス選手権250クラスのチャンピオンで、現在アメリカン・ホンダモーターでチームアドバイザーを務めるトレイ・カナード選手が起用される。
情報によると、これまでモーターサイクルショーなどで展示されたCRエレクトリックがより進化したもので、優勝も狙えるポテンシャルがあるという。ホンダ初の電動バイクレース参戦に注目!

CR ELECTRIC PROTO [HONDA] ホンダの電動モトクロッサーは2019年から国内で公開されてきたが、ついに実戦投入できるレベルまで到達したと考えられる。

参戦するクラスは最高峰のIA1となりトレイ・カナード選手がライディングする。無段変速の操作性、モーターによる低回転トルクを武器にどこまでエンジン車に対抗できるか注目だ。
Team HRC体制
参戦チーム名:Team HRC(チーム・エイチアールシー)
参戦車両名:CR ELECTRIC PROTO(シーアール・エレクトリック・プロト)
ライダー:
トレイ・カナード(TREY CANARD)
生年月日1990年9月17日
出身地米国オクラホマ州
ギャラリーページへ
この記事にいいねする