【速報】「スピード400」「スクランブラー400X」は欧州で約90万円から！ 国内発売は来年1月へ

今年6月に発表された、トライアンフのミドルネイキッド「SPEED 400（スピード400）」と「SCRAMBLER 400X（スクランブラー400X）」。普通二輪免許でも運転できる現行唯一のラインナップとなる注目の2モデルだが、この度欧州で販売価格が発表された。国内での販売価格がどうなるかは不明だが、100万円以下となる見込みも高いといえる！

スピード400は4,995ポンド（約90万円）！スクランブラー400Xは5,595ポンド（約101万円）！

トライアンフが、インド・バジャージ・オートと連携して開発した新型ネイキッド、スピード400とスクランブラー400X。エンジンはどちらも同じで、新設計の水冷DOHC単気筒エンジンとなり、最高出力は40PS/8000rpm。トルクは37.5Nm/6500rpmを発揮。スピード400はクラシカルなロードスタータイプの装備を持ち、前後17インチのホイールサイズでオンロード志向だが、対してスクランブラー400Xはフロントホイールを19インチとしサスセッティングも変更したオフロードテイストとなっている。

発表段階では、価格未定、発売時期は2023年末ごろとされていた両モデル。インドではスピード400が先行販売が発表され、日本円にして40万円台の低価格で注目を集めた。これに続いて本国イギリスでの販売価格も発表されたが、こちらはスピード400が4,995ポンド（約90万円）、スクランブラー400Xが5,595ポンドで（約101万円）と、インドより割高な設定となっている。また発売時期は2024年1月と見直された。

ちなみにイタリアではスピード400が5495ユーロ（約86万円）、スクランブラー400が6195ユーロ（約97万円）、フランスでは同5895ユーロ（92万円）、同5895ユーロ（103万円）と各国で多少の違いがあるようだ。トライアンフ・モーターサイクルズのポール・ストラウド氏は「私たちはこれらのバイクを可能な限り入手しやすく競争力のあるものにしたいと考えており、この価格があらゆる市場の顧客を驚かせ、興奮させることを願っています」と述べている。

日本においては、既に国内向けホームページでもその導入は告知中。国内販売は決定している状況だが、こちらは販売価格は現状未発表。他車種を比較すると、国内ではイギリスよりも1～2割安で販売されている状況から、国内導入時にはイギリスよりも安くなるようだ。またライバル機ともいえるハーレーダビットソンが投入した新型ミドルネイキッド「X350」は、70～80万円の価格が予想されており、同程度の価格帯での選択肢となるかもしれない。気になる国内発売時期は、イギリス同様の2024年1月予定。より詳細な情報も近日中に判明するだろう。

 

 

 

 

 

SPEED 400（2024）主要諸元

※【】はScrambler 400 X
・全幅×全高：814×1,084mm【901×1,169mm】
・ホイールベース：1,377mm【1,418mm】
・シート高：790mm【835mm】
・車重：170kg【179kg】
・エンジン：水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ 398cc
・最高出力：40PS(29.4 kW)/8,000rpm
・最大トルク：37.5Nm/6,500rpm
・燃料タンク容量：13L
・変速機：6速
・ブレーキ：F＝ディスク、R＝ディスク
・タイヤ：F＝110/70 R17、R＝150/60 R17【F＝100/90-19、R＝140/80-17】

情報提供元 [ TRIUMPH ] ギャラリーページへ