【海外新車】電動Ninja e-1／Z e-1が米で110万円前後相当で発売！ 日本でも年内に導入か
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カワサキが電動バイクのNinja e-1／Z e-1をアメリカとカナダで発表した。スペックや装備などは欧州で発表された際に公開されていたが、アメリカとカナダでは新たに価格が明らかになった。
カナダでは100万円前後相当で発売
最高出力9kW（12PS）、定格出力5kW（6.8PS）などのスペックが欧州で公表されたカワサキの電動バイク「Ninja e-1／Z e-1」がアメリカとカナダでも発表された。スペックや装備、カラーバリエーションは変わらず、フロントフェンダーにリフレクターが追加されたのが違いだ。
気になる価格は、アメリカでNinja e-1が7599ドル（約113万円）、Z e-1が7299ドル（約108万円）でそれぞれ輸送費が別途450ドル（約6万7000円）追加される。カナダでは、Ninja e-1が9499加ドル（約103万円）、Z e-1が9199加ドル（約99万円）にそれぞれ輸送費が595加ドル（約6万4000円）だ。
バッテリーは、フランスForsee Power（フォーシーパワー）の「GO 1.6 power」を2個搭載する。フォーシーパワーによると容量は各1520Whとなるので、ホンダのモバイルパワーパックe:の1314Whよりも上。同社は9月28日に日本法人を設立し、同時にNinja e-1／Z e-1での採用が発表された。
カワサキは、日本へのNinja e-1／Z e-1の導入を発表しているが、免許区分や価格などは未発表。情報が入り次第お届けしたい。
Ninja e-1アメリカ仕様 [KAWASAKI] アメリカとカナダで発表された車両にはフロントフェンダーにリフレクターが装着されている。アメリカでの価格は約113万円相当だ。
Z e-1アメリカ仕様 [KAWASAKI] スペックなど欧州仕様と変わらずアメリカとカナダでも発表された電動Z。アメリカでの価格は約108万円相当だ。
フォーシーパワーのGO 1.6 powerは、様々な電動マシンで使用可能な汎用バッテリー。三井物産と資本提携しており、クボタや井関農機の製品にも同社のバッテリーが使われる予定だ。
Ninja e-1／Z e-1欧州仕様主要諸元
・全長×全幅×全高：1980×690×1105mm（Ninja e-1）
・全長×全幅×全高：1980×730×1035mm（Z e-1）
・ホイールベース：1370mm
・シート高：785mm
・車重：140／135kg
・モーター：空冷永久磁石同期式
・最高出力：9kW（12PS）/2600-4000rpm
・定格出力：5.0kW（6.8PS）/2800rpm
・最大トルク：4.1kg-m/0-1600rpm
・最高速：エコモード64／62km/h（75／72km/h※e-boost作動時）
・最高速：ロードモード88／85km/h（99km/h※e-boost作動時）
・バッテリー電圧：50.4V
・バッテリー容量：30Ah×2
・充電時間：3.7時間
・航続距離：72km（WMTCモード）
・ブレーキ：F＝ディスク、R＝ディスク
・タイヤ：F＝100/80-17、R＝130/70-17
