
ホンダが欧州でNT1100の2024年カラーを発表。また、欧州のツーリングカテゴリーで最も売れたモデルになったと明らかにした。日本では新色のレッドが導入され、11月24日に発売されるだろう。
欧州では1万2000台以上を販売!
ホンダによるとNT1100は2022年の導入から1万2000台以上の販売を記録する人気になっており、2023年は欧州で最も売れているツーリングバイクとなったという。2024年モデルではマットジーンズブルーメタリックとキャンディクロモスフィアレッドが新色として用意された。
そして、日本では2024年モデルとしてキャンディクロモスフィアレッドが新色設定される模様だ。現行のマットイリジウムグレーメタリックは継続され、国内のNT1100は2色展開になると思われる。なお、2023年に追加されたガンメタルブラックメタリックは廃止されるだろう。
NT1100は、アフリカツインのプラットフォームを活用してホンダが久しぶりに発売したオンロードのスポーツツアラーで、欧州でロングセラーとして親しまれていたNT750Vドゥービルの後継に当たる機種。欧州においては定番のコンセプトとして支持された形だ。
日本では、CB1300スーパーボルドールに近い立ち位置となるが、24kg軽量な車体に加えDCTやアップルカープレイなどの快適装備で乗り換え需要も視野に入れて発売された。価格は従来から1万1000円アップの169万4000円で11月24日に発売されるだろう。

NT1100欧州仕様 [HONDA] 2024年モデルに追加されたキャンディクロモスフィアレッド。同じカラーリングが日本でも発売されるだろう。日本仕様はパニアケースは装備されない。

NT1100国内仕様 [HONDA] 初代の2022年モデルから存在するマットイリジウムグレーメタリックは2024年も継続される模様だ。日本のラインナップはDCT仕様のみとなる。
NT1100国内仕様主要諸元
・全長×全幅×全高:2240×865×1535mm
・ホイールベース:1535mm
・シート高:820mm
・車重:248kg
・エンジン:水冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ 1082cc
・最高出力:102PS/7500rpm
・最大トルク:10.6kg-m/6250rpm
・燃料タンク容量:20L
・変速機:6段リターン(電子式)
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17、R=180/55ZR17
・価格:169万4000円※2024年型予想
この記事にいいねする