文/Webikeスタッフ:銀
通勤シチュエーション別、スクーターの選び方を紹介します
新生活のスタートに合わせて、通勤・通学用にスクーターを探している方も多いと思います。とはいえ、スクーターのラインナップは多いので、どのスクーターにすれば良いのかわからない、自分の用途にはどのスクーターが向いているの?と悩みますよね。
現在、片道30キロ弱を原付2種スクーターで通勤している筆者が、通勤シチュエーション別にお勧めのスクーターを紹介します。
【バイクライフからバイクを探す】
■通勤・通学におすすめの原付2種スクーターを探す
ルートから最適なスクーターを選ぶ
まず、通勤・通学で走行するルートを確認して、自分の通勤ルートが下記のどちらに当てはまるか調べてみてください。グーグルマップのストリートビューを使えば、実際に走らなくても調べられますよね。ルートは大きく分けて以下の2パターンになると思います。
1.国道などの片側2車線、3車線の幹線道路を走行する割合が多い。あるいは、走行距離が長めの方。
2.片側1車線の道路や一方通行の道路を走行する割合が多い。あるいは、走行距離が短めの方。
先に結論から言ってしまうと、
1.に当てはまる方にお勧めの原付2種スクーターは、ヤマハ:NMAX。ホンダ:PCX(特に2018年モデル~)。
2.に当てはまる方にお勧めの原付2種スクーターは、ヤマハ:シグナスX、アクシスZ。 ホンダ:リード125、ディオ110。スズキ:SWISH、アドレス125、アドレス110
となります。
注目すべきはフレーム形状
見た目でわかる通り、NMAX、PCXは両足の間の車体を跨ぐ形になっており、シグナスXやリード125は足元がフラットになっています。この車体の形が、それぞれのスクーターの性格を大きく決めています。同じスクーターといっても、フレームの形状がNMAX、PCXとそれ以外のスクーターでは大きく違っています。
簡単にいうと、NMAX、PCXは他のスクーターと比較してフレーム剛性が高いです。そのため、1.のように走行距離が長く、幹線道路を走行することが多い方は、車体の安定感が強いNMAX、PCXがお勧めです。また、NMAX、PCXともにホイールサイズが13インチ、14インチと大きいことも、走行時の安定性に影響しています。たかだか通勤でそこまで違うのか、と思うかもしれませんが、フレーム剛性の違いは走行性能・安定感に大きく影響するので、通勤・通学の距離が長ければ長いほど、安定感のあるこの2台のスクーターだと、余裕をもって走ることができます。
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一方、2.の通勤距離が短かったり、比較的細い道や狭い路地を走ることが多い方は、シグナスX、リード125、SWISHといったホイールサイズの小さい(10-12インチ)スクーターがお勧めです。小回りが利き、足元もフラットになっているので乗りやすく、気軽に乗る事ができます。
足元のフラットスペースは荷物を置いたり、コンビニフックを利用して買い物袋を掛けたりと、利便性も高いので、とても使い勝手が良いです。通勤・通学ルートに渋滞が多く、すり抜けすることが多いような方は特に、小回りが利くこのタイプのスクーターがお勧めです。
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まとめ
現在私はヤマハのNMAXを通勤で愛用していますが、以前はシグナスXに乗っていました。シグナスXは小回りが利き、足元のフラットスペースとシート下も広くて気に入っていましたが、通勤で国道を約20キロほど走行することもあり、NMAXに買い替え、走行安定性から得られる安心度が格段にアップしました。
同じ原付2種のスクーターですが、見た目、値段とともに車両のキャラクターが違います。利用するシチュエーションを想定して、自分にピッタリの原付2種スクーターを探してみてください。
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