1984年に登場し、その高性能で世界中に旋風を巻き起こしたGPZ900R、いわゆる初代ニンジャだ。来年、2024年はそのGPZ900Rが誕生して40周年という記念の年。ということで、最新ニンジャ1000SXのスペシャルモデルに期待を込めて、予想CGを作ってみたぞ。
情報提供元:月刊オートバイ2023年10月号(9月1日発売)
CG:宮窪伸治
目次
偉大なニンジャの生誕40周年を記念する1台
1984年にデビューし、世界最速を誇ったGPZ900R。カワサキ初の水冷並列4気筒DOHC4バルブエンジンはZ1の83PSを大幅に上回る115PSを発揮し、最高速240km/h以上、0-400m加速は10.976秒を記録した。
加えてGPZ900Rが特別だったのは、北米仕様に初めて「Ninja」のペットネームを付けたこと。現在に至るまでカワサキスポーツモデルの代名詞と言えるブランドが誕生して間もなく40年。そこで期待したいのが40周年記念モデル。「現役ニンジャ」1000SXで予想CGを作ってみたぞ。
カラーリングは黒×赤、A2北米カラーを希望!
GPZ900Rのデビューから40周年を祝う記念車は、ニンジャ1000SXがベースのマシンを本誌は予想する。数あるニンジャシリーズからSXが選ばれたのは、スポーツツアラーの後継機である正統派「ニンジャ」だからだ。
そして、予想カラーは初代GPZ900Rの北米仕様「Ninja」のファイアクラッカーレッド×メタリックグレーストーンではなく、ニンジャと言えば黒赤というイメージもあるので、A2カラーにしてみた。ちなみに2021年10月に、川崎重工125周年記念として、黒赤カラーのZX-10RRレーサーも登場している。
その広告には「一目惚れ、再び」と書かれており、記念モデルの発売を予感させるような内容だ。このときはZX-10RRのSBKマシンだった、今度は市販モデルのニンジャ40周年記念車にも期待したいところ。
2024年型のニンジャ1000SXは、10月1日に発売されたが、果たして「スペシャルニンジャ」の登場はあるのか? 期待して待とう!
川崎重工125周年カラーがレースに参戦
1896年10月に創業した川崎重工の125周年記念としてSBKに参戦したZX-10RR特別カラーは2つあり、黒×赤カラーはアレックス・ロウズ選手が使用。GPZ900R A2の北米カラーであるエボニー×ファイアクラッカーレッドを再現したもので、当時のカワサキで定番となっていた配色だ。ちなみにもう1台はZXR750カラーだった。
ブラック×レッドは『トップガン』でレジェンドカラーに昇格
1986年に公開された映画『トップガン』で主演のトム・クルーズがGPZ900Rで疾走するシーンは、多くのライダーを惹きつけた。この時のカラーリングがニンジャ=黒×赤というイメージを植え付けたと言えるだろう。そうとなれば、40周年記念車がもし出るなら、このイメージを踏襲する黒×赤を採用してほしいぞ!
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できれば、旧型のスタイルを受け継いで欲しいなぁ
似合うかと聞かれたら正直ビミョー^^;
ニンジャ顔も飽きてきたし・・・もっといいデザインあるっしょカワサキなら^^
当時ヤマハを除く国産メーカーはみんな黒/赤がメインカラー。別にニンジャカラーじゃありません。若い人には新鮮かもしれないがヘドが出るほど見たくもないカラーリング!