
インディアンモーターサイクルを国内に正規輸入するポラリスジャパンは、インディアンモーターサイクルレーシングとS&Sサイクルの2022年キング・オブ・ザ・バガー選手権シリーズチャンピオン獲得を記念した特別モデル「Indian Challenger RR」が日本に上陸することを発表した。
Indian Challenger RRは、2022年の選手権を制したタイラー・オハラの29号車と同じS&Sの手によってレース仕様に仕上げられたモデルで、熱心なサーキットライダーやコレクターのため世界限定29台が生産され、日本では2023年10月以降に1482万9000円で販売される。
なお、国内への入荷台数は未定。レース専用車両のため、公道走行はできない。
インディアンモーターサイクルからのコメント
「元々、バガーを使ったロードレースというのは、多くの人にとって不可解なものであり、純粋なロードレース愛好家にとっては不快なものでさえありました。しかし、わずか3年という短い期間で、King of the Baggersは、これらのバイクが急速に洗練された進化を遂げたため、モーターサイクルレースで最もホットなものとして登場しました。我々は、人々に王冠を持つバイクを所有する機会を与えることは素晴らしいことだと考えました」
インディアンモーターサイクルのレース、テクノロジー、サービス担当副社長であるゲイリー・グレイは、次のように述べています。
「私たちは、バガーレースのファンダムを受け入れ、この非常に限定的で特別なIndian Challenger RRモーターサイクルで2度目のタイトルを祝うことに興奮しています。このバイクは、由緒あるFTR750をリリースしたときと同様、本物のレースバイクであり、ストリートリーガルではありません。このバイクが正しい手に渡れば、モトアメリカのミッション・キング・オブ・ザ・バガーレースシリーズで表彰台に上ることができるでしょう。」
「レースと勝利は、長い間、インディアンモーターサイクルのブランドDNAの中核をなす要素でした。レーサーたちによって設立され、より速く走りたい、レースで勝ちたいという願望によって革新を続けてきたインディアンモーターサイクルは、122年の間、レースと勝利を続けてきました。
世紀末のOscar Hedstrom’sの耐久レースでの勝利から、O.C.Godfreyが1911年に有名なマン島で優勝したこと、Burt Munroの陸上速度記録、50年代の初代Wrecking Crewの支配と現代のWrecking Crewの2017年から2022年の6年連続アメリカンフラットトラック選手権連覇、FTRでの2022年スーパーフーリガン選手権勝利、ブランドの2020年と2022年の2回のキング・オブ・ザ・バガー選手権勝利。インディアンモーターサイクルの歴史を作るレースのマイルストーンのリストは比類ないものであります」
INDIAN CHALLENGER RR
メーカー希望小売価格:1482万9000円
導入時期:2023年10月以降
主要諸元
・全長:2438mm
・ホイールベース:1670mm
・シート高:889mm
・車重:281kg(出荷時)/628kg(車両総重量)
・エンジン:水冷4ストローク60˚ V-twin 1834cc
・燃料タンク容量:22.7L
・変速機:6速
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17、R=200/60R17
・価格:1482万9000円
情報提供元[ ポラリスジャパン ]
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