
9月2日、滋賀県の奥伊吹モーターパークでヤマハのイベント「YAMAHA Motorcycle Day」が開催された。ここでXSR125の新たなカラーが展示されたので紹介したい。
初代XSR900風のシルバータンクで質感向上
2016年に発売された初代XSR900は、タンク部分はカバーとしてインナータンク方式を採用していた。カバーはアルミ製でこれにマットクリアをペイントした「マットグレー」は、カバーに職人の手作業でヘアライン加工を施していたことで話題になった。
今回、ヤマハモーターサイクルデーで初お披露目された新色は、XSR900のマットグレーを彷彿とさせるカラーリングで、サイドカバーや前後フェンダーもシルバーに塗られており、金属感を強調している。同時にカスタムイメージも強まっており、人気になりそうだ。
展示車には、市販予定の純正アクセサリーが装着されており、ビキニカウルやシングルシート風のカスタムシートとのマッチングもいい感じだ。XSR125には、このシルバー以外に水色と赤(オレンジ)が公開されており、全3色のカラーバリエーションが出そろった形だ。
気になる発売時期は、10月にYZF-R125、11月にMT-125、12月にXSR125と順次リリースされることになった模様で、XSR125は最後尾になるだろう。続報が入り次第お伝えしたい。

XSR125 [YAMAHA] インドネシアのXSR155でラインナップされるマットシルバープレミアムが国内のXSR125でも展開されることが判明。エンジン色ともコーディネートしている。

アクラポビッチのフルエキゾーストにはサイレンサー部分にXSR125のロゴを配置。ビキニカウルはヘッドライトを前方にオフセットして取り付けており、ロケットカウル風の雰囲気になる。

カスタムシートはシングルシート風の形状とし、表皮はダイヤモンドステッチ柄でカスタム感を高めている。タンクにはニーグリップ部分にプロテクションパッドを貼り付けてレトロ感を演出。

フェンダーレスキットには、原付2種を表す三角マークも取り付けられている。前側に置かれるリアフェンダー付きに比べてリアまわりがすっきりしているのが分かる。

カラーバリエーションにとして用意されている水色は、インドネシアではライトブルーと呼ばれている。この色のみシート表皮がブラウンになっているのが特徴だ。

もう一色はモーターサイクルショーで公開されたレッドで確定の模様。オレンジと表記されて発売されるだろう。
2023年型XSR155インドネシア主要諸元(参考)
・全長×全幅×全高:2007×804×1080mm
・ホイールベース:1330mm
・シート高:810mm
・車重:134kg
・エンジン:水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ【124cc】
・最高出力:【15PS/10000rpm】
・最大トルク:【1.17kg-m/8000rpm】
・燃料タンク容量:10.4L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=110/70-17、R=140/70-17
※【 】はXSR125欧州仕様
この記事にいいねする
これは、カッコいい