
9月2日、中国のCFMOTOが「2023 CFMOTO DAY」を株洲(しゅしゅう)国際サーキットで開催した。全サーキットを貸し切ったイベントに1500名のユーザーが集結。そこで2台のスーパースポーツが世界初公開された。
文:Webike+ HongKong4気筒スーパースポーツの発売は近い? 500cc 4気筒エンジン搭載の500SR
CFMOTOのSRシリーズは、サーキット走行を視野に入れたフルカウル仕様のスーパースポーツモデル。現行ラインナップとしては、単気筒エンジンの250SR/300SRや、並列2気筒エンジンの450SRをラインナップしている。
これに加わるモデルとして9月2日に初公開されたのが500SRで、並列4気筒エンジンを搭載していることが明らかにされた。3年間の研究開発を経てラムエアインテーク、鍛造アルミニウムピストン、ストレッチボルトコンロッド、低慣性クランクシャフトなどを開発したという。
最高出力などのスペックは発表されていないが、最高速は230km/h以上とされている。現状はカモフラージュカラーで「チラみせ」レベルの発表だが、株洲サーキットではデモ走行が披露されており、甲高い4気筒サウンドを響かせていた。
中国ではすでにカワサキのZX-4Rが発売されて高い人気を見せている。これに対抗する4気筒モデルとして443ccのKOVE450RRが同時期にリリースされ、さらに排気量を上乗せした500SRの登場で中国ではミドルスーパースポーツのバトルが過熱しそうな勢いだ。価格は現地で3万5000元(約70万円)と予想されている。

500SR [CFMOTO] 2006年型YZF-R6に通じるシルエットでフレームの形状も似ているがフレーム素材は不明。マスの集中したコンパクトなボディになっているのが分かる。

ラジアルマウントキャリパーやエンジンにはコンパクトな3軸3角形構造を採用しているのが分かる。

サーキット走行も観客の前で披露しており、市販が近いことを予感させた。この秋のショーシーズンに外観も含めて正式発表されるだろう。
並列3気筒エンジンの675SRも電撃発表!
並列4気筒エンジンでカワサキに対抗し、さらにCFMOTOは並列3気筒675ccエンジンを搭載したスーパースポーツも発表した。現在、フルカウルの3気筒モデルはMVアグスタのF3シリーズのみという現状だが、そこに風穴を空ける狙いと思われる。
こちらも株洲サーキットでデモ走行が披露されており、野太いサウンドを響かせていた。ライバルモデルはカワサキZX-6RやホンダCBR600RRを始め、ヤマハも3気筒888ccエンジンを使ったYZF-R9が噂されており、日本メーカーにとっても気になる存在だろう。価格は現地で4万元(約80万円)と予想されている。

675SR [CFMOTO] 並列3気筒エンジンを搭載した675SR。500SRよりもコンパクトなテールまわりのレーシーなフルカウルを纏う。ガルアーム状のスイングアームは剛性が高そう。

カウルはサイド部分がダクト形状になっているようで、ダウンフォースを生み出す機能も備えているかも知れない。テールカウルは極端に短いが、タンデムステップも備えている。

サーキット走行も観客の前で披露しており、675SRも市販が近いことを予感させた。この秋のショーシーズンに外観も含めて正式発表されるだろう。
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パクりが大好きなのね♪
こんなもんがカワサキのライバルになる訳無いじゃないすかぁ。
見出し考えた記者はあ ほなん?
この手のバイクはワークスでレースに参戦しないと他のメーカーを上回るものは開発できないね。
中華のバイクで安心はできないですね。
乗ってて、自然大破か、炎上するか
誰が中華バイクに80万も払うの??
レギュレーションがちがいます。
ライバルになり得ません。
いい加減記事は考えて作るべき