
2023年中に日本国内で原付2種仕様が発売予定となっている「パピオXO-1」。これのレーサー仕様が公開されたので紹介したい。
フルエキゾーストにハイグリップタイヤも装着
パピオXO-1を生産する中国のCFMOTOは、KTMと提携しており890DUKEなどを生産している。その関係からMoto3にはKTMのマシンで参戦し、モータースポーツにも積極的に関わっている。さらにライダーの育成にも乗り出しており、CFMOTOタレントトロフィーを中国で初開催した。
その際にコンセプトモデルとして製作されたのがXO-1レーサーで、ハールカウルのXO-1をベースにフルカウル化したボディやフルエキゾーストマフラー、ハイグリップタイヤなどの装備でレーサー仕様としている。あくまでもスペシャル仕様だが、XO-1でサーキット走行する際のお手本となる仕上がりだ。

パピオXO-1レーサー [CFMOTO] Moto3にも参戦するCFMOTOがライダー育成のタレントトロフィーを初開催した際の記念車。レースは別のSRシリーズで行われており、コンセプト車だ。

パピオXO-1 [CFMOTO] こちらが市販仕様。中国では126ccで販売されているが、日本へは124ccの原付2種仕様が年内に輸入される予定だ。パワーは中国仕様で9.5PSを発揮する。
PAPIO XO-1主要諸元中国仕様主要諸元(参考)
・全長×全幅×全高:1750×700×975mm
・ホイールベース:1214mm
・シート高:760mm
・車重:114kg
・エンジン:空冷4ストローク単気筒126cc※日本仕様は124cc
・最高出力:9.5PS/8250rpm
・最大トルク:0.93kg-m/6500rpm
・燃料タンク容量:7L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70R12、R=130/70R12
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